大分のおいしいネタ、抽出しました。

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  • 豊後大野市イメージキャラクター ヘプタゴン

DATA
■性別:女の子
■年齢:永遠の9歳
■好物:豊後大野市産のピーマンを使った料理
■種別:かけ言葉系ユルキャラ

  • 豊後大野市食育推進キャラクター なばっピー

DATA
■性別:男の子
■誕生日:永遠の5歳
■好物:豊後大野市産のシイタケ
■種別:地元特産物系ユルキャラ

満開のチューリップ畑にて

 

ヘプタの謎


大野川の清流と豊後大野市の7町村を7色の虹で表現しているヘプタゴン。ちなみに「ヘプタ」とはギリシャ語で数字の7のことで、最後に“ゴン”と付くが、れっきとした女の子である。恥ずかしがり屋な一面もあるが、実はかわいい仕草を常に研究していて、密かにアイドルになる夢を持っているという。そんな姉に比べてカラーリングが地味な弟は、見た通りシイタケをイメージしたキャラクターのなばっピー。外で遊ぶのが大好きでいつも土まみれになるので、洗濯物が増えて困っている、と設定も細かい。とにかく仲の良い姉弟は両親が共働きのため、近所の人が地域を上げて育てているという。とにかく設定が細かい。

足元にもヘプタの「7」が。子どもに「足に書いてる『ワ』ってなに?」と聞かれるそう

実物は5割増しの可愛さ


残念ながら今年の「チューリップフェスタ」は中止となったが、せっかくなので見頃を狙って、チューリップ畑で取材を行った。人はまばらだが様々な種類のチューリップが咲き誇り、さすがの見ごたえだ。そうこうしていると、向こうからえっちらおっちら、姉弟が登場した。

ナニコレ、か、かわええ…。

まるで双子のようにそっくりなキノコ頭の二人は絶妙な丸みを帯びており、イラストを遥かにしのぐ完成度でめちゃくちゃ可愛いではないか! 撮影時も、身振り手振りで立ち位置など意思の疎通を図り、あまりの可愛さに場が和む。ああ、やっぱ二体いる取材はいいね。

 

今回はオフショットが可愛いのよ

しかし、こんなに可愛いキャラなのに、お世辞にもよく見かけるとは言えない。活動内容を聞いてみても、ユルキャラが集まるイベントより、地元でのイベント出演など割と地味めである。でも2018年には、ミュージシャンのヒトミリリィが作った応援ソングやヘプタゴンダンスが完成している! ということは、地元の幼稚園や小学校などで踊られ、(県内ではそうでもないが)豊後大野市のちびっこには爆発的に人気!のパターン、かと思いきや、「(子どもたちが)踊っているところを見たことがない…」と口にする担当者さんも。どういうこと?

原尻の滝の上で。遠目だと落ちないかひやひやだったが、意外と道幅は広い

サニー姉さんのお膝元


若干腑に落ちないまま、原尻の滝に移動した。“東洋のナイアガラ”とも称される、ご存知大分を代表する名瀑である。そう、ここは豊後大野市緒方町。緒方町のキャラクターと言えばサニーちゃんだ。

サニーちゃんとは「チューリップフェスタ」のキャラクターを務めるベテランキャラで、真っ赤なお顔と水玉模様のワンピースがキュートな女の子。以前CJOでも紹介したことがあるため、サニーちゃんの話題を振ってみた。すると、先ほどまで姉弟ついて語っていた担当者さんが、「知名度では断然サニーちゃんですよ!」と、ここにきてサニーちゃん推し発言。担当者さんの出身地が緒方町ということを差し引いても、いまだ人気は健在だという。主にチューリップの時期しか活動していないのに、だ。なぜ??

2008年5月号のCJOに登場したサニーちゃん。モノクロなのが申し訳ない…

(私的に)謎の多いまち、豊後大野市


話題を姉弟に戻そう。グッズについては基本制作しておらず、公共機関などに飾るぬいぐるみとシールだけだというから実にもったいない! ガンガンイベントに参加してグッズを作ったら、全国も狙えるポテンシャルである。むしろ伸びしろしか感じない。もちろん実写版の方で、だ。

原尻の滝のそばには菜の花畑も。もはや緒方町には“映えスポット”しかない

可愛い姉弟の知名度の他にも、ジオパークのロゴが彼女らの頭と似ているのは偶然か? さらに、気になる公認キャラクター「柱状節理くん」「コラミちゃん」とは何者か? そしてサニーちゃんの相方「里丸ちゃん」の現在は?など、頭の中が「?」だらけの今回の取材。謎多き豊後大野市からまだまだ目が離せない!

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