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おっさんが厚底を履いて、どうなったかを報告します

 

趣味はおこづかいの範囲内で


昨年12月のはじめに、今年の箱根を席巻した「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の前モデルかつ普及版「ナイキ ズームフライ フライニット」をメルカリで購入しまして。ソールに仕込まれたカーボンの反発でアレしていくタイプの厚底シューズは、“クセがすごい”という定評があるだけに、「走ってみたけどなんか合わない…」という人もわりといて、昨年末までは状態の良いシューズが比較的安価に出品されていました。年明けに話題になってから品薄かつ相場が上がった感もあり、なかなか良いタイミングで手に入れることができたと。

 

言うほどバネ効いてんのか?


というわけで12月初旬に届いた「ナイキ ズームフライ フライニット」。出品写真よりもすげえ汚れっぷりに憤慨しながら、まずは丸洗いして早速試走。第一印象は「言うほどバネ効いてんのか?」。確かに自然に前傾姿勢になって前に進む感覚はあるのですが、そこまでスピードが出てる感覚もなく…。シューズに合わせた走り方をしないとカーボンプレートの反発力がうまく使えないといい、まさにこれが“クセが強い”ってことか…と実感。翌日、「厚底とか自分には早かったかな~」なんて思いながら、いつも使ってるシューズでランニングをスタートした直後に気づきました。「この靴、バネ効いてない!」。

 

カーボンファイバープレートって書いてますね

 

比べてみて、初めてハッキリわかったカーボンプレートの効用。今まで履いていた旧シューズとナイキの厚底を交互に履いて日課のランニングをしたのですが、厚底は確かにバネが効いてポンポンと勝手に足が出る感じ(ただしシューズに合った走り方ができてる時)。さらに20kmとか長距離を走った時に、アキレス腱やふくらはぎへのダメージが明らかに少ない。これは厚底ならではクッション性からと思われる。しかし、練習でのタイムは旧シューズとそれほど変わらなかったのが正直なところ。

 

年明けには10kmのマラソン大会を控えていて、新しいナイキの厚底と、12月の大会でハーフマラソンのベスト記録を更新した実績を誇る旧シューズと、どっちを選ぶのかが悩ましいところでしたが…。

 

前モデルとはいえ、最新モデルの「ズームフライ3」とは見た目結構違います

 

マラソン大会で試してみた


結局、1月の10kmマラソンには「ズームフライ フライニット」を履いて出場しました。出場者をざっと見回したところ、います、いますよ、厚底勢が。でも全体の割合からすると1割いるかな? という感じ。ここんとこ市民ランナーにも厚底勢が増えてきてはいますが、トップアスリートのようにガラリと勢力図が塗り替わるというようなことはありません。なぜなら、みんなおこづかいで買った靴を大切に履くから。

で、走ってみて。バネが効いてるから楽~♪ などということは決してなく、アップダウンのキツいコースをヒィヒィ言いながら堪能しました。記録は42分44秒で昨年の大会より2分ほど短縮。微妙。厚底効果というより、月間150km超のペースで1年練習してんだから10キロ走で2分ぐらい縮むのでは? という気もしますが…。

結論から言うと、市民ランナーは厚底を履いたからって飛躍的に早くなったりするわけではない。ただ、ハマった時のポンポン前に進む走り心地と長距離走でのダメージの少なさは魅力的。練習して履きこなしてみたい…と思える潜在能力を秘めたシューズといったところでしょうか。

というか、おれが戯れに「ランニング始めなよー」と勧めた後輩が、さっきニヤニヤしながら「ズームフライ3(最新の厚底)、買っちゃいました」と言ってきたので嫉妬が止まりません。嫁さんに「友達が買ったけん、おれも欲しい」って言ってみようかな。この前、息子が「よそはよそ、うちはうち!」って撃退されてたけど…。

 

出場に3~5000円かかる大会が多い中、1000円で参加できるお財布にやさしい日出町の新春マラソン大会

 

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