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【再び帰ってきた!! BUN★GO ユルキャラ図鑑vol.13】
- 杵築市商工会公認キャラクター ハモシロー
DATA
■職業:武士
■特技:骨切り(達人レベル)
■チャームポイント:ちょんまげ
■種別:ご当地海産物系ユルキャラ
カキ、ちりめん…カブトガニ?
杵築の海産物の中で、特に印象が薄い「ハモ」。県内トップクラスの水揚げ量を誇るにも関わらず、市内より関西など消費の多い地域で流通していたため、馴染みがなかったようだ。しかし最近では、美濃崎漁港にハモの加工場も完成するなど、にわかに“ハモ推し”の動きがみられる。その陰には、この武士の存在があった。
ハモシローの誕生は2014年。「ハモ」と杵築城の「しろ」を掛け合わせたネーミングと、城下町杵築をイメージした「武士」というコンセプトで、ちょんまげや刀にはハモを、お尻には尾びれがあしらわれている。ちなみにハモシローはハモの骨切りの達人だそうだが、プロの料理人は一寸(約3cm)に25本もの切り目を入れるというから、本当なら大したものだ。
とにかく知ってほしい、ハモのこと
ハモシローの役目は、ハモを杵築の特産品にするため、とにかく宣伝をすること。地元の小学校に出向き「骨切り体験」などを行うことで、ハモの知名度アップを図っている。ちなみに給食でもハモが食べられるというから、なんと贅沢な話だろう。
ほかにも、県外で行われる物産展や市内のお祭りなどにも参加するハモシロー。「杵築市水産まつり」と同時開催される「はも・ハモまつり」では、ハモフライの無料配布や骨切り体験などで猛アピール。中でも激アツなのは、5本の筒にそれぞれ5匹のハモを流し1着を当てるという、その名も「鱧・はもレース」だ。ちなみにイキが良くないハモの方が、抵抗することなくダラーっと筒の中を流れ、速いらしい…。
実現なるか!? 杵築の侍たちの競演
ちなみに、先月紹介した同じ杵築のキャラクター「きつみん」とはご近所さんだが、意外と競演経験は少ないという。同じ杵築のキャラなのに…と不仲説も一瞬よぎったが、原因は“マンパワー不足”。担当者さんの「イベントは限られた人数でやっているので…」の言葉が、すべてを物語っていた。なので、二人同時に見られる場合は、それ相応の規模のイベントだと思う!
今回原稿を書きながら、「ハモがモチーフのユルキャラなんて、ほかにおらんやろ…」と思いつつ、一応検索してみたところ、同じくハモの産地である徳島県阿南市に「あなんハモ丼」をPRするキャラクター、「ハモーン」なる女性(にょしょう)がおるではないか。これはハモをきっかけに交流するしかない。こちらとの競演にも期待!!
ユルキャラ/ゆるキャラ/杵築市/ハモシロー/ハモ/鱧/きつみん/ハモーン
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