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  • 西日本電線キャラクター にしぴー
    DATA
    ■生年月日:2015年4月24日
    ■職業(役職):西日本電線 広報部長
    ■身長:L13-5ドラムと同じくらい
    ■体重:VVF3束分
    ■好きな食べ物:関あじ、関さば
    ■嫌いな食べ物:とり天
    ■好きな言葉:ご安全に!
    ■種別:企業PR系ユルキャラ

本社の前で。ちなみにボディーの青は信頼や知性、誠実さの表れだとか

 

前社長の鶴の一声から生まれたキャラクター


今年創業70周年を迎えた西日本電線とは、全国の電力会社向けに販売する電力用ケーブル(電線)を主軸に、住宅用や光ケーブル、電線の周辺機器などを製造・販売する会社だ。一般ユーザー向けではない、いわゆるB to B企業にキャラクターがいるのは珍しく、しかも3次元(着ぐるみ)まで存在するのは貴重だと思う。

こちらがドラムに巻いた電力用ケーブル。通常の電線よりだいぶ太い

2015年、前社長が打ち上げた「大分でナンバーワン企業になろう!」プロジェクトの一環で、芸短生とコラボし誕生した「にしぴー」。長いしっぽは電線を、額のNは社名と電気をイメージしている。ちなみになぜ鳥がモチーフかというと、「電線と言えば鳥」だから。

チャームポイントである長いしっぽ。普段はコンパクトに

しかし活動の場は少なく、従業員の子どもたちが会社見学に来る「こどもさんかんび」や社内での祭りなど、たまに行われるインナーイベントばかり。社外では一度だけ、ご近所さんであるTOS主催のユルキャラ運動会に参加したがこれといって芳しい成績を挙げることもなく、それ以来会社の外には一歩も出ていないという。

 

1年ぶりに登場した“箱入りバード”


取材場所は大分市春日浦にある本社工場。運送用のトラックやフォークリフトなどが行き来する広大な敷地面積は、東京ドーム2個分らしい。東京ドームでの換算がピンとこず曖昧にうなずいていると、「あ、(福岡の)ヤフオク!ドームなら1.5個分です!」と重ねられた。行ったことがあるドームでもやっぱりピンとこないが、広いことには間違いない。ちなみに現在は「PayPayドーム」というらしい。

移動中はずーっとこんな感じ。次の撮影場所まで、にしぴーの体力が持つのかが心配だった

炎天下の中、撮影のために広い敷地を移動する。この日1年以上ぶりに箱から出てきたにしぴー、若干のしわしわ感は否めない。しかし、サン●オのキャラクターにいてもおかしくない可愛さで、歩くたびに社員さんに話しかけられ、いじられ、撮影に応じ…少しずつにしぴーの動きがゆっくりとなっていった(大丈夫だったかな?)。

長距離を歩いてこれが見せたかった! にしぴー自慢のラッピング自販機

 

「L13-5ドラム」ってなんですか?


取材中「これが電力用ケーブルです!」と見せられたサンプルは、直径5cm、長さ20cm程度だったがなかなかの重量で、これだけで7~8kgあるという。

電力用ケーブルとその中身

プロフィールを見ると、にしぴーの身長は「L13-5ドラムと同じ」とある。そもそもドラムとは、製造した電線やケーブルを巻いている糸巻きのような形の梱包材のこと。敷地内のあちらこちらにドラムが積まれていて、ドラムのサイズによってLの後の数字が変わるというが、なぜにしぴーが「13-5」なのかは最後まで不明だった。

大小様々な木製のドラム。残念ながらL13-5サイズは見つからず

繰り返すがにしぴーは、日出町の某施設でみんなに紛れて踊っていても分からないくらいのクオリティーを持つ。にしぴーの部下に当たる総務部の広報担当者も、「担当部署としては、もう少し部長の知名度を上げていきたい」と話した。であれば、大分ナンバーワン企業の次は、“大分ナンバーワンキャラクター”を目指してみてはいかがだろう。まずは、いつかまた呼ばれるであろう運動会に向けて、走り込みから始めてみよう!

イベントや顧客向けのノベルティーも豊富! 特に事務用品が喜ばれているという

 

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