大分のおいしいネタ、抽出しました。

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レトロな雰囲気がたまらない昭和の町…から一本裏に入った路地へと進む。ほどなくすると見えてくる、風情ある佇まいながらもどこか真新しいそば店。こちらが今回の目的地である『高田そば 翔』です。

にぎやかな商店街とは打って変わって、のんびりとした空気感の場所にある

早速店内へ。迎えてくれたのは、店主の是永将志さん。稼業の旅館で料理長として腕を振るいながら「豊後高田ならではの味を提供したい」と、そば打ち職人養成講座に通い“そば打ち三段”を習得した実力者です。その是永さん曰く、「一番人気は『海老天ぷらそば』ですが、個人的には温麺もオススメです」とのこと。その言葉を信じて、今回は「鶏そば(温)」を注文しました。

洗練された店内は、そばに集中できる環境が整っている

そばと天丼のセットも豊富なので、好みに合わせてチョイスして

そばや天丼の単品メニューなど。大盛や追加も可能だ

そばを待っている間にぜひ食べてほしいのが、そばつゆとワサビでいただく「手づくり黒ごま豆腐」。黒ゴマの芳醇な香りとワサビの風味、滑らかな食感がクセになる一品! 期間限定で提供中の「若竹煮」など、旬の素材を使い、素材の味を生かした単品メニューも魅力ですね。

「手づくり黒ごま豆腐」300円。かぼちゃなど季節の食材を使った手作り豆腐も

シャキシャキとしたタケノコと、ワカメの食感が心地良い「若竹煮」300円

ここでお待ちかねの「鶏そば」がやってきました! まずは大ぶりの鶏モモ肉をパクり…。少し甘めに味付けられたお肉は、柔らかくて食べ応えも◎。「鶏肉自体にしっかり味をつけているので、白ご飯とも好相性です」と是永さん。「白ご飯追加で!」が喉まで出かけたけど、その前にそばを味わいましょう。つるっとした喉ごしの良いそばに鶏の旨みたっぷりのだしが絡み、食欲をそそられます。半分食べたら七味を追加して辛みをプラス。一滴残さず飲み干してしまうほど、終始幸福を感じる味わいでした。

「鶏そば(温)」900円。冷たいそばにもできるので、暑い日にどうぞ

「和食の料理人からしたら、当たり前のことをやっているだけよ」なんて是永さんは謙遜するけど、一品一品に繊細な技や食材へのこだわりを感じられて感動すら覚えました。豊後高田は地産の新鮮なそば粉が使用でき、水もおいしい。“旨いそばの条件”がそろっていることも、旨さの秘密だとか。

お客さんの年齢層を見て、ゆで加減を調整するという是永さん

先に述べたように、1番人気は「海老天ぷらそば」。最近は天丼も人気で、天丼だけ食べて帰るお客さんもいるほどだ。もちろん天ぷらも単品での注文が可能なので、そばと一緒に味わってみてね。

「海老天ぷらそば」1300円。そばはセイロ(冷たい)とかけ(温かい)から選べる

高田そば 翔(カケル)
住所:豊後高田市新町995-3
電話番号:0978-22-3357
営業時間:11:30~15:00※売り切れ次第終了
定休日:月曜
駐車場:10台
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ランチ/そば/麺/和食

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