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【おでかけランチvol.67／杵築市】レトロな店内に流れるジャズの音色。王道の喫茶メニューが揃い、がっつりランチも楽しめる杵築の喫茶店
海岸沿いにそびえ立つ『杵築城』を横目に、国道213号を国東方面に走る。程なくすると右手に現れるのが、創業42年を迎える『喫茶 紙ふうせん』だ。地元民御用達の喫茶店として長く愛され、ランチメニューも豊富なのだとか。早速店内へと向かった。
レトロな外観
温かみのあるオレンジの照明、心地よいジャズの音色。“THE 喫茶店”な雰囲気の店内だ。カウンターには店員さんとの話に花を咲かせる常連さん。テーブル席にはひとりランチを楽しむ女性。コーヒーを飲みながら雑誌をめくるサラリーマン。それぞれがゆったりとした時間を過ごしている。
国東市や日出町から通う常連さんも多いとか
存在感抜群のスピーカー
メニューには、スパゲティやハンバーグ、カレー、ピラフなど王道の喫茶メニューに加えて、ガッツリ系の定食メニューも。どれも魅力的なうえバリエーションも豊富とあれば、迷ってしまうのも仕方ない。がっつり食べたい気分だったので店員さんにオススメを聞いてみると、「『生姜焼き定食』なんてどうですか？」と勧められたのでオーダー。「頼んではみてものの、喫茶店に『生姜焼き定食』なんて意外だな…」などと思っていたが、運ばれてきた定食を一目見て納得。
懐かしい味わいの「杵築ナポリタン」750円
王道の味付けが施された生姜焼きは、白ご飯との相性ももちろん抜群。ボリュームも満点でお腹も大満足の内容だ。スタッフの渡辺健一さん曰く、「年数を重ねるうちにメニューが増えていきました。『ホットサンド』などの喫茶メニューもですが、『焼きそば』や『チャンポン』なんかも人気ですよ」とのこと。
「生姜焼き定食」940円
お腹を満たした後は、セットのドリンク（今回はコーヒーをオーダー）で一服。コーヒーの豊かな香りに心も満たされる。「次来るときは、いっそ朝早くにきて『モーニングセット』で始める休日もいいな」なんてひとり悦に入りながら、喫茶店で過ごす時間を堪能した。
「メロンフロート」500円。コーヒー以外にも豊富なドリンクメニューが揃う
「小倉トーストセット」550円（ドリンク付き）
喫茶店／レトロ／ランチ／定食／杵築市
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