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【おでかけランチvol.199/由布市】たまにはリフレッシュ イタリアの風を感じる“ご褒美ランチ”
大分市内から高速道路を使えば約45分、下道で進めば約1時間、JR由布院駅周辺に着きます。今回の目的地は、湯の坪街道など観光客でにぎわうスポットからは少し離れた線路沿いに店を構える『南の風』です。
店内に入ると、シェフの田井正宣さんが「いらっしゃいませ」と温かく出迎えてくれました。
木のぬくもりあふれる店内を進むと、なんと中心部に置かれているのは薪ストーブ。「冬の時期はストーブを置いているんですよ」とシェフ。だいぶ気温が上がってきたとは言え、早朝はまだまだ寒い湯布院。ストーブには、もう少し頑張ってもらいましょう。
さて、ランチのセットメニューを確認すると、パスタ、ピッツァ、リゾットなどのメニューが並びます。う~ん、どれもおいしそうで悩んでしまいます。そこで、シェフにオススメを伺ってみると「手打ちニョッキのパスタセット」とのことで、迷わず注文してみました。なお、パスタは黒板に書かれた数種類のメニューから選択が可能で、「おおいた和牛のラグーボロネーゼ」をチョイスしました。
料理を待つ間、窓の外に目を向ければ、暖かな日差しと共に広がるのどかな風景。たまには、何も考えず、ボーッと頭も休める時間も悪くないですね。
さて、食欲をそそる香りの中、料理が運ばれてきました。早速、パスタをいただきます! 口に広がるのは、濃厚なおおいた和牛の旨み。そして、モチモチ食感がクセになるニョッキの弾力。このコンビネーション、なんてぜいたくなんだろう。
実はこの一皿、かなりのこだわりを込めて作られていました。まず、おおいた和牛は肉の食感を崩さないよう、ミンチでなく手切りで調理。そして、シェフが修業先のイタリア・マルケ州で学んだ、手打ちのニョッキ。つぶしたジャガイモを使って練られた団子状のパスタで、このモチモチ食感は「他では味わえませんよ」とシェフ。食感を大切にするため煮込みは軽めにしている、ぜひ一度味わってほしい一品。
そのほか、セットに付いてくるサラダは、地元産の野菜やチーズを使用。米粉が練り込まれたパン、グリテンフリーのケーキはどちらも自家製。こんなぜいたくなランチセットは、家族や友人、恋人など、気の置けない人と一緒に楽しむのがオススメです。
シェフとお話をしていると、毎月数回別府から来られる常連さんがいるそうで、ご主人はなんとイタリア人とのこと。「ここのじゃないとダメなんだ」と言われるようで、まさに“イタリア人が認めたイタリアンレストラン”と言って間違いないのではないでしょうか。
お店のそばには、菜の花や桜など春を彩る花たちが咲き始めていました、もう季節は春ですね。ようやく訪れた行楽シーズン、今度のお休みはドライブがてら“ご褒美ランチ”を味わいに湯布院を訪れてみてはいかがでしょう。
住所:由布市湯布院町川上3616-1
電話番号:0977-84-5301
営業時間:モーニング8:00~10:30、ランチ11:30~15:00(LO14:30)、ディナー18:00~22:00(LO21:30)
定休日:火曜、ほか不定休あり
駐車場:12台
HP:https://www.instagram.com/yufuin_minaminokaze/
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