大分のおいしいネタ、抽出しました。

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大分市内から東九州自動車道を使えば約45分、一般道でも約1時間で津久見市街へ到着します。そして、JR津久見駅すぐ近くの場所に、今回の目的地である喫茶店『ミルキーウェイ』はあります。

明るい色合いのおしゃれな外観。駐車場は道路を挟んだ向かいにあります

カウンター4席とテーブル席3つのこぢんまりとした店内

マンガが置かれ、“昔ながらの喫茶店”という雰囲気

入り口の扉を開くと、「いらっしゃい」と優しい笑顔で店主の吉良さんが迎えてくれました。

カウンター席で吉良さんとのおしゃべりを楽しむのもオススメ

カウンター席に座ると、まず目に飛び込むのはおしゃれなコーヒーカップやティーカップたち。「私はカップやグラスなどが好きなので、ついつい買ってしまうんです。この棚には、私が気に入ったものだけでなく、常連さんの“マイカップ”も置いているんですよ」と笑う吉良さん。

「お好み焼き」以外にも、カレーやサンドイッチなど軽食のメニューも

こちらの看板メニューは、なんといっても「お好み焼き」。関西風・広島風の両方が楽しめるとあって、どちらを選ぶか大いに悩んでしまいますが、今回は「関西風のミックス」をチョイスしました。

一つひとつ丁寧に焼き上げていきます

「少し時間がかかるから待っててね」と吉良さん。店内を漂う香ばしいソースの匂いに、おなかはもうぺこぺこ!

「関西風のミックス」は800円。「えび玉」や「いか玉」は600円と、どれもリーズナブルな価格設定

マヨネーズは各自お好みで

さぁ、お待ちかねの「お好み焼き」が、アツアツの鉄板に載せられ届きました! まず驚くのは、その大きさで、計ってみると鉄板の直径はなんと20cm。これで800円というのは、かなりお得です。味も、もちろん間違いなしで、キャベツの甘みや豚肉の旨みがソースとベストマッチ!

魚介類も入って、食べ応え十分

食べ進めていると、中から出てきたのはエビやイカといった魚介類。「この前来てくれた子も驚いていたわ~」と吉良さんが話す通り、エビの大きさには誰しもが驚くはず。何度でも言いますが、これで800円はお得!すっかり、おなかいっぱいになりました。
炭水化物の共演、おにぎりの付いた「お好み焼きセット」もあるので、気になる方はぜひ。

コーヒーは500円~。ドリンクは他に紅茶などもあります

食後にゆっくりしようと「アイスコーヒー」を追加注文。かわいらしいグラスが、これまたかわいらしいコースターに載せられ届けられました。添えられた陶器に入っているのは、自家製のシュガーシロップ。その自然な甘みは市販品とは違った口当たりで、普段ブラック派の人にこそ飲んでほしい味わいです。

昭和からある喫茶店らしく、ノスタルジーを感じる歴代のマッチ箱たち

吉良さんにお話を伺うと、『ミルキーウェイ』は営業を始めて今年で46年目。以前の場所から現在の場所に移転し、33年が経過したとのこと。「お好み焼きは昔からテイクアウトも可能だったんですけど、コロナ禍で『テイクアウトもできるんだ』と新規のお客さんも増えました。世の中どうなるか分かりませんね」と吉良さん。「常連さんも年配の人が多いから、いつまで続くか分からない」と笑うものの、区画整理のため来年あたりに店舗が移転することもあって、その目は新たなスタートを切る未来へ向かっていました。

夏の休日、津久見の海で遊んで、食事やコーヒーを楽しみに『ミルキーウェイ』を訪れてみてはいかがでしょう。

ミルキーウェイ

住所:津久見市高洲町3-13
電話番号:0972-82-3371
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜
駐車場:約4台

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