大分のおいしいネタ、抽出しました。

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道路の脇に“ハンバーガー”と書いたのぼりを発見!

週に3日しかオープンしないというレアな店

大分市内から車で1時間弱。車を走らせると“ハンバーガー”と書いた旗が見えてきました!白いコンテナにはイノシシの絵が描かれています。早速車を停めて…お話を聞いてきました!

猟師の免許を持っているという神薗祐志さんと敬代(ひろよ)さん

ここは、10月12日にオープンしたジビエバーガーの専門店。元々、近所の人にもらう猪のお肉がおいしくて、趣味で猟を始めたという神薗祐志さんとお菓子作りや料理が趣味だという奥さんの敬代さん。狩猟の資格を持つ2人が、もっとジビエの魅力を知って欲しいとたどり着いたのがハンバーガーだったのだとか。
ジビエにあまり馴染みのない編集部、ドキドキしながらハンバーガーを注文してみました!

ハンバーガーメニューは4種類。ポテトやスープのセットもある

キッチンで丁寧に調理し、出来立てを提供してくれる

「スペシャルバーガー」830円と「季節のスープ」380円

今回注文したのは「スペシャルバーガー」と「季節のスープ」。見た目は普通のハンバーガーと全く同じです。ボリュームがあるパンにお店のロゴが描かれた旗が刺さっていて可愛いですよね。さぁ、心して一口食べてみましょう。
大きな口を開けて…ガブリ!「お、おいしい!」
ジビエ初心者の編集部、ふわふわのバンズとジューシーで柔らかいお肉にピリッとパンチのあるソースが合わさったそのおいしさに感動してしまいました。
それもそのはず、バンズやソース、もちろんお肉まですべて敬代さんの手作りなのだそう。イノシシ肉は県産のもの、新鮮な野菜は時期が合えば臼杵市のほんまもん農産物を使用しているので地元の魅力がたっぷり味わえます。ジビエってクセがあるイメージだったのですが全く違和感なくあっという間に完食してしまいました!
今回セットに付けたスープももちろん手作りで、調味料は化学調味料不使用のものを使い、佐伯市米水津の「なずなの塩」で優しい味に仕上げているのだそう。日替わりなので黒板で内容を確認してみてくださいね。

せいろに入っているのは…?

「ちまき」350円(1個)、1000円(3個)

もう一つ、大きなせいろから出てきたのは…?
ジビエのちまき!
もちもちとしたお米にイノシシ肉とシイタケが入ったシンプルなちまきですがこちらも何個でも食べられそうなくらいクセになる!!!なんと竹の皮まで近所で採れた地元産。

祐志さんいわく、ジビエには増血作用があり、ケガの治りが早くなったりもするのだとか。おいしい上に体にも良いってとってもうれしいです!

看板犬のキキちゃん

お店の裏を覗くと…大人しい看板犬がチラリ。キキちゃんは猟犬で、一緒に猟に行ったりもするのだそう。とっても人懐っこくて可愛いです。

ペットフードも販売している。竹かごは祐志さんが作ったものなのだとか

大分県産のジビエの手作りペットフードは200円〜

普段は竹細工職人の祐志さんと、ヘアメイクの仕事をしている敬代さん。別の仕事をしながらの営業なので、今は週3日のみの営業なんです!2人とも猟師の資格を持っており、「余ったイノシシ肉をなんとかしたい」と犬用のペットフードを作り始めたのが始まりなのだとか。店名の「Faveur」(ファヴール)はフランス語で「恩恵」という意味。自然からいただいた恩恵をもっといろいろな人に知ってもらえるよう、今後は自分たちでジビエを処理できる施設を作って、地産地消できるようにしたいのだそう。

裏にはくつろげるスペースもある

臼杵へのドライブの途中にぜひ立ち寄ってジビエバーガーを食べてみてくださいね。

FAVeUR!kitchen(ファヴールキッチン)

住所:臼杵市江無田222ー1
電話:なし
営業時間:11:30〜18:00
定休日:月~水曜※土曜もしくは日曜も休み、詳しくはInstagramを確認
駐車場:10台
HP:https://www.instagram.com/faveur.kitchen/

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