大分のおいしいネタ、抽出しました。

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1.番匠川のほとりに見つけた、沖縄への入り口

「鬼ヶ瀬トンネル」を抜け、河童ののった「風戸大橋」を渡ります

「風戸大橋」を渡ったら赤い看板を目印に右の道へ

佐伯市本匠。山と川に囲まれた自然豊かなこの町に、8月8日、ちょっと不思議で特別な場所がオープンしました。佐伯市内から県道35号を進み、「風戸大橋」を渡ると現れる小さな看板。その矢印に導かれるように進むと、赤と黄色の建物がぽつんと姿を見せます。

沖縄カラーの建物が。50mほど先に駐車場があります

ここが今回の目的地『沖縄茶屋 ゆいまーる』です。店名の「ゆいまーる」とは沖縄の言葉で“助け合い”を意味するもの。地域の人に愛されながら、南国の風を届けていきたいという思いが込められています。

2.笑顔で迎えてくれる、野村さんの人柄

店に入ると、店主・野村まゆみさんが「めんそーれ!」と明るい声をかけてくれました。まだオープンして間もないのに、すでに彼女の人柄に惹かれて通うお客さんもちらほら。実はご主人が沖縄出身で、親戚も多く、これまでも度々現地を訪れては本場の味を学んできたそうです。その経験を地元・本匠で活かし、気軽に立ち寄れる茶屋を作りたい──そんな想いで誕生しました。野村さんのやわらかな雰囲気に触れると、まるで旅先で偶然出会った友人の家に遊びに来たような心地よさを感じます。

3.外にはブランコのあるウッドデッキが!

店内では沖縄のフードなども販売していました

店内はカウンターも含め6席。奥に広がるウッドデッキには、大人でも楽しめるブランコが設置されており、ここでも食事ができるんです。

外のイスはなんとブランコ!天井の風鈴がとても風流

番匠川のせせらぎと山の緑を眺めながら、ブランコに揺られて過ごす時間はまさに非日常!

子どもはもちろん、大人も童心に帰ってついつい長居してしまいます。デッキから広がる景色は、季節ごとに表情を変え、まるで“自然のシアター”のよう。そんなロケーションでいただく食事は、きっと記憶に残る一皿になるはずです。

河童が住んでいそうな大自然!

4.本場仕込みの「沖縄そば」と「沖縄ぜんざい」

「沖縄そば」(並)500円、(大)800円。味変は「こーれーぐーすー」で

メニューの中心はやはり「沖縄そば」。透明感のあるスープは、あっさりしながらも深い旨み。平打ちの麺にからむと、思わず「おかわり!」と言いたくなる味わいです。

「沖縄ぜんざい」300円

ほかにおすすめは「沖縄ぜんざい」。九州で“ぜんざい”といえば温かいお汁粉を想像しますが、沖縄ではかき氷スタイル。大粒の金時豆を黒糖で甘く煮込み、その煮汁をかけた氷に押し麦などをトッピング。沖縄の塩を少し効かせたやさしい甘さが、川風と相まって涼やかな余韻を残します。しかも「気軽に地元の人にこの店を利用してほしい」と、「沖縄そば」500円と「沖縄ぜんざい」300円を合わせて800円と驚きのリーズナブルさ。「沖縄そば」は800円で大盛りにもできます。

5. そのほかに「タコライス」や推し活ドリンクも!


そのほかにも「タコライス」(ABCスープ付き)やカラフルな「推し色ドリンク」など、思わず写真を撮りたくなるメニューもそろっています。お店は6席とこぢんまりとしていますが、その分、1人ひとりのお客さんに丁寧に向き合える距離感が心地よい。地元の人がふらりと立ち寄り、旅人がふいに迷い込む──そんな“交差点”のような存在になりつつあります。野村さんは「のんびりと長く続けていきたい」と笑顔で話します。自然の中で、ゆるやかに流れる時間。ここで過ごすひとときが、きっとまた来たいと思わせてくれるはずです。

営業は月・水・金曜、第3日曜。変更になることも多いので、事前にInstgramで確認を!

佐伯市本匠に生まれた小さな沖縄茶屋『ゆいまーる』。美しい自然を眺めながら、ブランコに揺られながらいただく沖縄の料理は、どこか旅先の記憶を呼び起こしてくれる味でした。お店の名前が意味する“助け合い”のように、ここでは地域と人、そして旅人と自然がゆるやかにつながっていきます。派手さはなくても、心に残る温かな時間。あなたもぜひ、番匠川のほとりで沖縄の風を感じてみてはいかがでしょうか。

予約は不可。支払いは現金のみ

沖縄茶屋ゆいまーる
住所:佐伯市本匠風戸1347-1
電話:なし
営業時間:11:00~14:00(LO 13:30)、第3水曜は12:00~14:00(LO13:30)
定休日:火・木・土・日曜 ※第3日曜は営業 ※営業日は変更の可能性あり
駐車場:10台
HP: https://www.instagram.com/yuima_ru789/
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