大分のおいしいネタ、抽出しました。

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やってきたのは国宝臼杵石仏のお膝元にある『後藤製菓』の本店。工場と売店を兼ね備えていて、この日も朝から観光のお客さんが訪れていました。

建物に入って左手にある通路から窓ガラス越しに製造風景が見られるようになっています

まずは臼杵煎餅がどのように作られているのかを見学! この日、作っていたのは昨年登場した「IKUSU ATIO」シリーズの「百寿ひとひら」。小ぶりなサイズ感が人気の臼杵煎餅です。

従来のショウガ味に加え、かぼす、きなこ味があります

生地を鉄板に流したら瞬時にプレス! こんがりと焼き色が付いて、ベルトに放出されます

見学者には、この素焼きせんべいの試食サービスもありますよ

焼きあがったあとはすべて人の手による作業で味を付けています。グツグツと煮詰めたシロップ液を、ハケを使ってせんべいに塗っていきます。素早く塗らなければシロップがすぐに固まり、全体的に白くなって模様が美しく出ないのだそうです。

火にかけたままの鍋からシロップを塗っています

塗るのが早すぎて、カメラで上手く捉えられません…!(驚)

スピードが求められるうえ、煮立ったシロップの熱さといったらもう…! 製造スタッフさんたちはこれを両面、1枚わずか15秒ほどで完成させていくんです。なんというスゴ技なのでしょう…!

この作業を見た直後だと、ハケで付けた線の美しさがもはやアートのように見えてくる…!

臼杵煎餅を作るうえで肝となるのが言わずもがな、このシロップを塗る作業なのですが、これを自宅で体験できる「手塗り体験キット」があるんです。

臼杵せんべい「手塗り体験キット」1620円

キットを考案した後藤亮馬専務

コロナ禍による自粛要請が発令されたゴールデンウイーク目前。このタイミングに帰省できない遠方の人たちに今喜んでもらえることは何かを考えた時に思いついたのが“これまで喜んでもらっていた臼杵煎餅の手塗り体験を、自宅でできるように提供すること”だったそう。急ピッチで準備を進め、4月27日から販売をはじめると、遠方の親族に贈りたい、おうち時間にやってみたいという人たちから注文が入り、「臼杵せんべいがどうやって作られているかわかった」「上手く作れるようになりたいから、もう1回やりたい」などの声が寄せられたそうです。

素焼きのせんべいに、レンジで温めると溶けるパウダー、ハケ、そのほかシートと見本となる臼杵煎餅がついています

商品化にあたって課題になったのは、シロップをどのように再現するか。より製造工程に近い形で、また味を変えずに提供するためにどうすればいいか悩んでいたところ、スタッフさんの「電子レンジを使って子どもと一緒にアメ作りをしている」という普段の会話からヒントを得て、パウダー状にアレンジした液と水をレンジで温めるという形になったのだそうです。

ハケは数年前まで工場で使っていたのと同じもの。同梱されるハケは体験キット用に職人が1本ずつ手作りしていて、切りそろえた時のハケの目がきれいにそろっていることが大事なのだそう

体験会や自宅で作っている様子。夢中になってしまいますね!

作り方についてはYouTubeでも紹介されています。上手く作るコツを尋ねてみると「ハケの目をきれいに出すため、力強く塗ることです」と後藤専務。キットは後藤製菓本店にある売店またはオンラインショップで販売しています。地元に根付くお菓子を自分で作れば郷土愛も芽生えてきそう。小さい子どもはもちろん、大人も職人になった気分でいかに上手く作り上げるかハマってしまいそうですね。自宅で手軽にできるワークショップとしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

後藤製菓
住所:臼杵市深田118
電話:0972-65-3555
営業時間:8:00~16:30
定休日:なし
駐車場:50台
HP:http://www.usukisenbei.com/
<キーワード>
銘菓/せんべいキット/体験/臼杵市/観光/おでかけ/

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