大分のおいしいネタ、抽出しました。

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別府市にある朝見神社の鳥居をくぐると、今も門前町のレトロな雰囲気を残す町並みがあります。表参道に漂うカレーのスパイシーな香り…その匂いを辿っていくと、1軒のお店を発見しました。

今日の目的地『青い鳥 別府』。街並みに馴染む店構え

一面のガラス窓からは自然光が差し込み、木のぬくもりを感じる店内は、少しレトロな雰囲気を醸し出しています。カラフルなガーランドや、スパイスが入ったボトルがあしらわれ、エスニックテイストも感じさせます。

カウンター席とテーブル席があります

オープンしてしばらくすると、瞬く間に店内は満席になりました。

カウンター席の前には、スパイスや酵素のボトルが並ぶ

ドライフラワーなどが飾られたオシャレな店内

店内から眺める風情ある雰囲気もステキ

インド、スリランカ、ネパールと週替わりで3ヵ国の重ね煮カレーが楽しめるようです。この日はインド料理の重ね煮カレー。「塩カボスチキンカレー」、「豆とビーツのカレー」、「海老のココナッツカレー」の3種類から選べるようになっていました。今回は、美味しいとよく耳にしていた「海老のココナッツカレー」と「塩カボスチキンカレー」をオーダーすることに。

レモンバームが入っているお水、爽やかな香りが広がります

メニューと一緒に置かれていたプレートには、重ね煮?陰陽バランス? なんだか聞きなれない言葉がたくさん並んでいました。そもそも“重ね煮”って何なんだろう。

調理法“重ね煮”については、この説明書きをチェック

“重ね煮”とは、素材を一定の層で重ねて煮ることで、本来の野菜が持っている旨味がお互い影響しあって、旨味を最大限に引き出してくれる料理法なんだそうです。砂糖や調味料は必要とせず、最小限の調味料で驚くほど美味しくなるんだとか。
素材が持つ陰陽バランスが整うと、体にも良い影響があるそうです。どんな料理なのかが少しずつ分かってくると、カレーの到着が待ち遠しくなりました。

「海老のココナッツカレー」1300円

大きな海老が入ったカレーと色とりどりの副菜、インドカレーによく添えられているパパド(豆のせんべい)がひとつのお皿にのって運ばれてきました。水菜・ひよこ豆・紫タマネギ・トマトのサラダに、ジャガイモのスパイス炒め、ビーツのアチャール(インドの漬物)という、色鮮やかな3種の副菜にも目がいきます。

副菜は見た目も食感も楽しい

早速、パパドを割ってカレーにつけてパクリ。海老の風味とココナッツのまろやかなコクが相性抜群です。同時にパクチーや香辛料も優しく香ってきます。あれ? 辛くない…。と一瞬思いましたが、後からしっかりとスパイシーな辛さが追いかけてきました。

パパドはそのまま食べたり、軽く割ってカレーに混ぜても美味しいよ

スプーンですくってみると、海老がゴロゴロ。頭付きで入っているので、海老の風味を存分に楽しむことができます。トロトロになった野菜もたくさん入っていて、この一皿にいろんな旨みが凝縮されているのを感じました。時々カリッとした食感があり、噛むとピリッとした爽やかな香りが口いっぱいに広がります。これはカルダモンといって、エスニック料理には欠かせないスパイスなんだそうです。

パクチーが苦手な人は相談してみて

オーナーである森脇さんは、佐伯市の出身。副菜やカレーに使用している無農薬野菜や、インディカ米にミックスさせた胚芽米は、佐伯に住むご両親が育てたものだそうです。

パラパラっとしたインディカ米にふっくらとした胚芽米をミックス

こちらは「塩カボスチキンカレー馬告(マーガオ)トッピング」。“馬告(マーガオ)”とは、台湾の珍しいスパイスで、レモンのような香りがカボスの酸味と相まって、爽やかで刺激的な一品です。カレーに副菜とご飯を混ぜて食べると、味わいがより複雑になり、後を引く美味しさ。あっという間に食べてしまいました。
今度はスリランカかネパールの重ね煮カレーを食べてみたいなぁ。

「塩カボスチキンカレー馬告(マーガオ)トッピング」1100円

オープン早々、重ね煮カレーファンや、移転前の常連さんで賑わう新生『青い鳥 別府』。営業日は不定なので、インスタグラムやフェイスブックでお店が開いている日をチェックしてから、足を運んでみて。

少し離れた場所に、駐車場を10台完備

重ね煮カレー未体験の人も是非堪能してみて

 Curry & Spice 青い鳥 別府

住所:別府市朝見1-15-22
電話:なし
営業時間:不定※facebookで要確認
定休日:不定
駐車場:少し離れた場所に10台※別府市朝見1-13-3
HP:https://www.facebook.com/aoitoribeppu/

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