大分のおいしいネタ、抽出しました。

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川のほとりに立つ、カフェ併設の手づくりサウナ

サウナの本場・フィンランドには、川沿いや湖のほとりに公衆サウナが建てられていて、現地の人は、日本人が温泉に入るのと同じような感覚でサウナに入ります。フィンランドはサウナ文化が非常に発達していて、日常に「サウナ」が溶け込んでいるのです。そんなフィンランドのサウナ小屋を思わせる場所こそ、『カフェ パラム』のサウナ小屋『tuuli tuuli(トゥーリトゥーリ)』。小屋はなんと、オーナーの小野光治さんによる手づくり。「材料費5万円程度でつくりあげたセルフビルドサウナ」(小野さん)なんだとか。

こちらは1000円でサウナ利用が可能ですが、カフェを利用すれば500円で入れるようになります。せっかくならお腹を空かせて、食事とともに楽しむのがいいかも。

フィンランドの公衆サウナ「ソンパサウナ」をイメージしているのだとか

サウナの室内は5~6人でいっぱいになりそうなコンパクトな造り。最近新たに入れたというサウナストーブが中央に鎮座していて、これがなかなか迫力あります。そしてこのストーブがパワフル。室内に1~2分も入っていれば、じわじわと汗が出てきます。そして体の芯からグッと温めてくれるのです。

積まれたサウナストーブにロウリュすると心地いい音が響く

セルフロウリュも可能。傍らに置いてあるバケツからひしゃくで水をすくい、ストーブに積まれたストーンにかけます。すると「ジュ~ッ!」と心地いい音が響き渡ります。ロウリュのしすぎには充分注意しましょうね。石が濡れた状態で水をかけると室内の温度が下がり、最悪の場合はサウナストーブが故障してしまいます。石に回しかけるように水をかけ、次は石が乾燥してから…というのがロウリュのコツですよ。

「日本一導線の悪い水風呂」の看板が目を引く

サウナ小屋を出て、次は水風呂。ここの水風呂は、眼下に流れる奥岳川です。ここへ行くには、急な階段を下りていかなければなりません。さすが、「日本一導線の悪い水風呂」を謳っているだけあります(笑)。でも、その導線の先に「天国」が待っているのです。

急こう配の階段やボルダリングを思わせる壁面を下っていくと…

奥岳川の水温は季節や天候ごとに変わるので、初心者の方は暖かい時期や晴れの日を狙って行きましょう。冷たい水が好きな方は、夏以外に行くと気持ちいい水風呂に浸かれると思います。

見よ、このロケーション! 大自然の中で深呼吸

透明度の高い奥岳川に身体を沈め、クールダウン…。
火照りが取れたら、再度階段を上って外気浴スペースに向かいます。清川の豊かな自然を一望する抜群のロケーション! フロアが川の方へせり出していて、京都の川床を思い起こさせます。ここでインフィニティチェアに座って、外気浴…。これはたまりません! 聞こえてくるのは川、風の音、そして鳥の声。五感が癒やされること間違いなしです。

サウナ上がりの「サ飯」も楽しみのひとつ

さまざまな味がある「ヌンコッピンス」は600円~

熱々のカレーで代謝を活発に!「ロウリュカレー」1000円

味のついたシャーベット状の氷がたっぷりの「アヴァント冷麺」1000円

ととのった後は、カフェスペースで「サ飯」を味わうのがオススメ。熱々の器にカレーをロウリュのようにかける「ロウリュカレー」や、氷がたっぷり入った「アヴァント冷麺」、韓国風かき氷「ヌンコッピンス」など、サウナ上がりの体に染みわたる食べ物がいっぱい! お腹いっぱい味わっちゃいましょう。

カフェを併設しているので、サウナビギナーも気軽にチャレンジできそうなのが魅力的。水着レンタルなどはないので、各自で準備して訪れてくださいね。

店の脇には、電話ボックスを改造した「SAUNA BOOTH」が

【サウナDATA】
サウナ温度:90~100℃
水風呂温度:6~25℃
ロウリュ(orアウフグース):あり
個人用サウナマット:あり
休憩椅子:あり
外気浴スポット:あり
食事処:あり(併設)
カフェ パラム
住所:豊後大野市清川町二玉1699-2
電話:090-4340-2906
営業時間:11:00~18:00※夜は予約のみ
定休日:水曜
料金:カフェ利用者500円、サウナのみ1000円
駐車場:10台
HP:https://iisaunalab.com/tuulituuli
<キーワード>
大分/サウナ/サウナ―/温泉/露天風呂/カフェ/サ飯/家族湯/健康/連載

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