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【SALLiA’s リトリート第49回】肩甲骨をはがして全身スッキリ!リラックスを楽しむ『肩甲骨はがしサロンKEI』

私はどうやら頑張りすぎるのがデフォルトのようで、気づいたら体がガチガチになっているのは日常茶飯事だ。デスクワークが主なので、特に肩周りがガチガチになっていく中で、肩さっぱりしたい!と、お店を探している中で、”肩甲骨はがし”をメインに据えた大分では珍しいリラクゼーションサロンに行き至った。
2025年7月1日にオープンしたばかりの『肩甲骨はがしサロンKEI』は、肩甲骨はがしだけでなく、全身のもみほぐしや、ヘッドマッサージなどの部位ごとにも特化したリラクゼーションを提供しているサロンだ。

施術後のドリンクも人気
一対一の個室空間に加え、施術時は、照明を落とし、身も心も緩んだ環境を整えてくれる。実際に私も施術を受けたが、頭の先からつま先まで、しっかりじんわり揉みほぐしていってもらいながら、その過程で肩甲骨はがしを行ってもらった。

肩甲骨はがしとは、肩甲骨周りの筋肉や関節などをほぐして肩甲骨の動きをスムーズにすることを目的とした施術で、ガチガチに固まり筋肉が癒着した部分をじっくりほぐしていくことで、肩こりなどの改善や可動域が広がる効果もあり、あの大谷翔平選手も実践しているらしい。
「大分のサロンでは、肩甲骨はがしを施術の中に取り入れているところもありますが、メインで肩甲骨はがしを据えているサロンは確かに珍しいかもしれないですね。肩や背中の筋肉が癒着していると、どうしても猫背になってしまいます。日本人の骨格的には首や肩が凝りやすいと言われていて、そこをほぐすと、可動域が広がって、胸が開きやすくなるため、呼吸もしやすくなります。肩甲骨をはがしていくことで、リラックス状態が続きやすくなります」(オーナーのKeikoさん)
Keikoさんは、ITや飲食など様々な仕事を経験してきたという。AIなどが導入されていく仕事も経験し、その中で”人じゃないとできないこと”と、そして自身が健康に興味を持ったことから、リラクゼーションのためのもみほぐしなどの勉強を始めたと語ってくれた。

落ち着いて着替えられる更衣室
元々は東京で暮らしていたKeikoさんは2022年に大分に移住。旅行で訪れた時の、大分の人の優しさやご飯の美味しさ、そして温泉がある!という点から移住を決めたのだそう。
「大分の方はみなさんフレンドリーに受け入れてくださって、それは旅行で来ていた時も暮らしてからもその印象は全く変わりません。最初は、身近な人の体を楽にしてあげたいと言うところから始めた仕事ではありますが、人とのコミュニケーションをとって、オールハンドで、人ならではの温度感でこだわってやれるのが、この仕事の素晴らしいところだと思います」(オーナーのKeikoさん)
大分ではまだまだ馴染みのない肩甲骨はがしに、すっかりハマってしまう人も多いようだ。
「肩甲骨はがしが初めてと言うお客様も多く、本当にスッキリする!とリピートしてきてくださる方もいらっしゃいます。最初は私自身が該当すると言うこともあって、働く子育て世代の女性をターゲットにと思っていたのですが、実際は20代〜70代まで幅広い年代の方にきていただいており、男女比も半々です。ですがみなさんに共通するのはマルチタスクが当たり前になった社会ゆえに、非常に疲れているというところ。若い方でも、ストレートネックで、頭痛が出ている方もいらっしゃったり、とにかく全世代疲れています。だからこそ、ここを第二の家のように感じていただける、癒しの空間にしたいと思っていますし、実際に施術中に寝落ちしてくださる方も多いですね(笑)」(オーナーのKeikoさん)

私自身もそうだが、現代人はとにかくやることが多く、常に何かに追われている。そして常に何かに追われていると、必然的に呼吸が浅くなり、首や肩が収縮するという悪循環に陥ってしまうのだ。
だからこそ、ちょっと一息つける”居場所”が、現代人には必要なのだろう。
「体の構造的には、循環するので、全身をしっかり触らせていただいて、全身を緩めていただきたい。その中で、お客様ご自身が実感していなかった部分の不調が見えてくることもあり、よく施術後に「自覚はなかったが、こんなに足が張ってたことに気づきました!」と、仰ってくださる方もいますね。あとはご年配の方で、右足に症状がでているので、左足で庇って歩いてると左側にも負担がかかってしまい、それが新たな不調にもつながりかねないので、いかに未病改善へのサポートができるか?その視点でも、フォローできたらと日々、お客様の体と向き合わせていただいています」(オーナーのKeikoさん)
施術が素晴らしいのはもちろんだが、サービスを受ける中で、個人的に嬉しかったのが、施術後のドリンクの提供だ。


こだわりの茶葉
ホットとアイス、それぞれ三種類ずつのラインナップで、いずれもKeikoさん自身がこだわって選び抜いたドリンクたちだ。夏に大人気だったのが、アイスのハイビスカスティーで、ビタミンCやクエンさん、ポリフェノールが豊富で美肌効果や疲労回復など、女性には嬉しい効果も。
今回私がいただいたのは、これから冬を迎える中でピッタリなサマハンというスリランカの伝統的なほんのり甘いアーユルヴェーダティー。多くのスパイスが入っており、その情報は香りからも十分に伺える。口に含み、喉を通った瞬間から、じんわり熱感が身体中に広がっていく感覚になり、これは確実に代謝が上がるやつ!と確信を得た。
実際に風邪や喉の不調の緩和、冷えを改善し、免疫力を上げる効果もあるといい、施術のゆるまった体に、じわっと染み入る感覚が心地よい。
施術後にゆっくりできない方のためには、テイクアウト用に準備して渡してくれるサービスも行っていると言う。また季節限定のメニューを増やす想定もあるそうで、まるでカフェ感覚でドリンクを選べる楽しさもありがたい限りだ。
ホッと一息、つきたい人はぜひ伺ってみてほしい。

取材・文=SALLiA
電話:070-5810-5561
営業時間:9:00〜23:00(21:00最終入店)
定休日:なし
駐車場:1台(店舗横パーキング4番)
HP:https://www.instagram.com/salon_kei_beppu
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ドリップ編集部
あべこ