大分のおいしいネタ、抽出しました。

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新しい店名は『ランズ珈琲』と書きますが、読み方はこれまで通り“ランズカフェ”。ランズといえば「パフェが有名なお店」として認識している方も多いはず。学生の頃、私もパフェを食べに友人とよく行っていたなあ。

お店はビルの2階。外の看板が新しくなっていました

店内はこれまでと変わらずアメリカンな雰囲気。テーブルだけでなくカウンターもあるので、1人でも利用しやすいです

創業当時は『和蘭豆』(読み方はランズ)と表記していたそうで、元々はコーヒーとウイスキーを提供するお店だったのだとか。現店主で5代目にあたる上野大介さんによると、3代目の頃にパフェメニューを充実させたことで、“パフェのお店”として火がつき、学生さんを中心に若いお客さんが増えたのだそうです。

写真をお願いすると「横綱ポーズです」とユニークに応じてくれた5代目の上野さん。熱意溢れる向上心とチャーミングな笑顔にファン多数!? リニューアルに際して気合い十分です!

節目の年を迎え、上野さんが考えたのは“喫茶店回帰”。創業当時のイメージも大切に、いろんな年代の方が利用しやすいよう、店名には「珈琲」の字を取り入れ、店の代名詞であるパフェをあしらったロゴを制作。パフェが目的でなくとも、「ちょっとコーヒーで一息しよう」と気軽に立ち寄ってもらえるお店にしたいと願いが込められています。

リニューアルに合わせ、一部の食器はロゴをプリントしたものに新調。どこか懐かしさを感じる仕上がりです

リニューアルのメインはメニューの改定。食事メニューから軽食にスイーツ、ドリンクと内容を一新させ、新たな看板メニューとして「チキン南蛮昭和ナポリタン」を掲げました。

「チキン南蛮昭和ナポリタン」1078円。赤ウインナーがレトロ感ありますね

世代を問わずに愛されるナポリタンは日本の歴史あるパスタメーカーが作る2.2ミリの太めの麺を使用。もっちりとした食感と食べ応えのある太さが不思議と懐かしさを感じさせます。味付けには竹田市荻町のトマトで作ったケチャップのみを使用。トマトの風味豊かな味わいは、シンプルながら間違いのないおいしさです。

タルタルソースの滝や~!

そんなナポリタンの上には自家製タルタルソースをたっぷりまとったチキン南蛮をトッピング。このタルタル、1リットルで玉子を45個(!)も使っているのでとっても濃厚なんです。具材を潰しすぎていないのもポイント。ジューシーなチキン南蛮との相性はもちろん、ナポリタンに絡めて食べればまた違ったおいしさが楽しめます。

食事メニューもさまざま。「とろ~り蘭王たまごの焼きチーズカレー」1078円は、ほどけるほどやわらかい牛タンにほっぺたが落ちること必至!

そして、ランズの代名詞・パフェももちろん健在。グランドメニューだけでも50種を超えるラインアップをそろえていますが、1番人気の「ランズカフェ・ア・ラ・モードパフェ」は見た目がレトロかわいい一品。

「ランズカフェ・ア・ラ・モードパフェ」858円、「ホットコーヒー」418円。「ドリンクセット」で注文するとコーヒーが150円引き

蘭王たまごで作る自家製プリンのきれいな色にもテンションが上がります! 食感は固めで、たまごの甘さが際立っています。プリンの下に層を作るソフトクリームやフルーツ、アイスクリームと一緒に味わうのが大正解!

パフェメニューの一部。メニューに載っているもの以外にも季節限定のパフェがあります

パフェの種類が多くて悩んだ時はこちらをチョイスして

新しいロゴに、新メニュー、料理の味に至るまで、随所にこだわりを光らせる『ランズ珈琲』。「よりおいしい」を求めて進化させるため、メニュー表の写真からすでに見た目が変わったものもあるそうで、「早くもメニューを作り変えたい…」と嘆く上野さん。これもひとえに、料理の質を追求し続けている証ですね。

「ロックンロールチーズケーキ」もおすすめ。コーヒーのお供にもピッタリ!

最近ではランチを食べにやってくるサラリーマンや、コーヒーを飲みにやってくる年配の方なども少しずつ増えているそう。食事をいただきながら「創業当時を知るお父さん・お母さんと一緒に、親子3世代で利用する方が出てくるかも!」なんて妄想にふけってしまいました。パワーアップしたランズ、ぜひ訪ねてみてくださいね。

別府の姉妹店も同様にリニューアル。同じメニューがいただけますよ

ランズ珈琲(カフェ)府内町店
住所:大分市府内町3-3-13 D-Style府内2F
電話:097-536-3082
営業時間:11:30~21:00
定休日:なし
駐車場:なし
HP:https://ranzucafe.jp
<キーワード>
リニューアル/カフェ/スイーツ/パフェ/ランチ/ディナー/喫茶

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