大分のおいしいネタ、抽出しました。

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1.両親の味を大分で。『カナール』を復活させた二代目の思い

2022年9月、大分市神崎に『レゾン カナール』という洋食店がオープン!

―――――――――――――「ん?この店名、どこかで聞いたことがある!」

それもそのはず『カナール』とは、佐伯市内町にあった老舗洋食店のこと。2021年3月に地域の方々に惜しまれながら閉店したのですが、場所を変えて大分市神崎に再オープンしたのです!

大分市神崎にできた『レゾンカナール』

カナールといえば佐伯市内町で洋食のコース料理を提供していたお店。契約農家から仕入れる無農薬野菜や、新鮮な自魚など、コース料理を中心とし、佐伯の人々の特別な日を彩ってきたレストランでした。当時は佐伯市内で2番目に古い洋食店でしたが、コロナ禍などさまざまな理由により、2021年3月に40年の歴史に終止符を打ちました。

思い入れのある看板を抱える店主の黒木洋佑さん

『レゾン カナール』としてお店を復活させたのは、先代・黒木(くろぎ)保さんの次男、黒木(くろぎ)洋佑さん。東京の中華料理店やイタリア料理店、ラーメン店で働いたのち、佐伯市で両親が経営していた『カナール』で約10年間働き、両親の背中を追いかけながら味やスキルを学んだという。自身はラーメン店も経営しており、地元を離れ生活していますが、「カナールの味をもっと多くの人に食べてもらいたい」、「両親が40年かけて大切に育ててきた味を残したい」という思いで昨年9月に大分市神崎で『カナール』を復活させました。

佐伯の『カナール』時代の写真。40年間佐伯の人々に愛された

先代の黒木保さん、まつ子さん

店先に飾られている『カナール』の看板はとても年季が入っていますが、その傷の数だけいろんなストーリーが詰まっています。料理のこだわりやお店について話を聞くうちに、黒木洋佑さんの『カナール』や両親に対する思いが真摯に伝わってきました。

2.中から卵がとろ~り。『カナール』名物「チキンドリア」を召し上がれ

「気軽においしい食事を楽しんでもらいたい」という2代目洋佑さんの思いで、ここではコース料理ではなく、佐伯で人気だった「チキンドリア」や「ロシアンハンバーグ」、「ベーコンとマッシュルームのトマトパスタ」など、メニューを絞り、提供しています。1番人気は当時から味が変わらない「チキンドリア」。

「チキンドリア」870円、Cセット(スープ、サラダorパン、ドリンク付き)+460円

「チキンドリア」は、しょう油ベースの秘伝のタレを使って炒めたチキンピラフに鶏肉がゴロゴロと入っており、上にはお皿からはみ出そうなほどのチーズ!男性でも満足できるほどのボリュームです。Cセットについてくるスープは季節の素材を使用した特製スープ。当時の味をそのまま再現しています。

中から半熟卵がとろ~り

秘伝のタレで炒めたピラフを卵につけてどうぞ

ドリアを半分に割ると…半熟卵がとろ~りと登場!
ご飯を卵にディップして食べると…チキンピラフとホワイトソースに卵がよく絡んで味により深みが増します。佐伯のお店に通っていたお客さんがこの「チキンドリア」を求めて片道1時間かけて車で来店するほど熱烈なファンもいるのだとか。
「大分の人にもっと『カナール』の味を知ってほしいんです。」と黒木さん。気軽に食事に来てもらえるようにと、ランチとディナーの価格は変えず、先代の味をこの地で守っていくそうです。

3. 2階席は眺めが抜群!気軽にランチやデートにも

別府湾や大分市街地が見渡せる絶好のロケーション

二代目・黒木洋佑さんが営む『レゾン カナール』がある場所は、高台にあり、昼間は別府湾や大分市市街地が望めるほど景色が抜群!店舗の隣にも駐車場があり、車をゆったり停められます。夜は雰囲気がいいのでデートにもぴったり。
佐伯の『カナール』に行ったことがある人はもう一度、そうではない人もぜひ40年愛されていた『カナール』の味を試してみてくださいね。

レゾン カナール
住所:大分市神崎上白木99-6
電話:097-574-4680
営業時間:11:00~LO14:30/17:00~LO21:00
定休日:火曜
駐車場:6台
HP:https://www.instagram.com/raison_canard/
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