OITA Drip.

この記事の目次

1. おおいた和牛を寿司店ならではの楽しみ方で／割烹・鮨幸喜屋（速見郡日出町）
2. 寿司が苦手な人も歓迎。みんなで楽しいランチを／掬鮨（大分市萩原）
3. 個室でゆったり豪華なセットに舌鼓／隼寿司（由布市庄内町）
4. おもわず見とれてしまう宝石箱のような美しさ／すし処おこぜ（日田市隈）

1. おおいた和牛を寿司店ならではの楽しみ方で／割烹・鮨幸喜屋（速見郡日出町）

「おおいた和牛寿司(茶碗蒸し・みそ汁付き)」2640円。肉のうま味を酢飯に合わせて味わう、寿司店ならではの上品な一品

城下かれい料理で知られる『幸喜屋』ですが、現在はおおいた和牛の寿司も人気メニューとなっています。生ではなく、ローストビーフのように加工した牛肉を使った、赤身、大トロ、トロの炙りなど。趣向を凝らした味わいが好評です。「魚とのバランスを考えて、脂っこくならない肉を選んでいるんですよ」と話す河野さん。なるほど、“トロ”と呼ばれるバラ肉の部分も肉の味わいは十分に堪能できるものの、後味はさっぱりとしています。刺し身をつまみながら、お酒と供に楽しんでみてはいかがですか。

日によって変わる10〜15種の具材を巻いた豪華な「海鮮巻き」1815円（持ち帰りは1782円）は、断面の美しさにも感動

毎日、別府と日出の市場に仕入れに行くという河野智幸（こうのともゆき）さん

奥には豪華な個室もあり、お祝いの席の利用も多い

日出町の特産品でもある城下かれいは4～9月にシーズンを迎える。予約不要で味わえるのもうれしい

割烹・鮨幸喜屋（こうきや）

住所：速見郡日出町2543-1
電話：0977-72-2421
営業時間：11:00～14:30（LO14:00）/16:30～22:00（LO21:00）※夜は電話にて問い合わせを
定休日：水曜※祝日の場合は営業
駐車場：33台
HP：https://www.koukiya.jp

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2. 寿司が苦手な人も歓迎。みんなで楽しいランチを／掬鮨（大分市萩原）

「上ちらし寿司会席」1430円。夜と同じ内容ながら、ランチタイムは少しだけ値段がオトクに

居酒屋メニューも豊富ですが、50年続く寿司は創業からの味を継承。「上ちらし寿司会席」は、酢飯の上にタイやマグロ、エビなどの定番からイクラ、シメサバまで10種類のネタと、錦糸卵や海苔などがぎっしり盛られていて、何から食べようかと迷ってしまいます。茶碗蒸しや吸い物、果物までつく内容にも大満足。「ちょっと豪華なお昼を」という日にぜひどうぞ。ハンバーグが登場することもある「日替りランチ」や「鳥天定食」などもあるので、寿司や魚が苦手な人も気軽に誘えるのがいいですね。

火〜土曜の「日替りランチ」860円も人気。写真のメインは焼き肉

すてきな笑顔で迎えてくれる、スタッフの清水睦美（むつみ）さん

カウンター席のほか、テーブル席や座敷も。ランチタイムもゆっくり過ごせる

夜は、居酒屋として利用する人も多いそう

掬鮨（きくずし）

住所：大分市萩原1-7-8 吉岡ビル1F
電話：097-551-3215
営業時間：11:00～14:00/17:00～22:00(LO21:30)
定休日：月曜
駐車場：18台

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3. 個室でゆったり豪華なセットに舌鼓／隼寿司（由布市庄内町）

麗しい12貫のお寿司に、「どれから食べよう」と目移りしてしまう「上にぎりセット」1890円(ネタは入荷状況により変更する場合あり)

今年で40年を迎えた『隼寿司』。現在は、店名の由来になっている2代目の隼（はやし）さんが厨房を支えます。昼は990円〜の「にぎりセット」が人気ですが、のんびり過ごせる日に選びたいのは「上にぎりセット」。イクラやウニなどネタも豪華で、茶碗蒸しや小鉢、デザートまで付いており内容にも量にも大満足。ドライブの途中に立ち寄るのもよさそうです。店内は畳の個室なので、小さい子ども連れも安心。事前に予約すれば、お子様ランチも用意してくれるそうです。

にぎり寿司、ちらし寿司、刺し身やおかずも入った豪華な「折詰寿司弁当」2300円（注文は２つ〜、3日前までの要予約）

2代目の大池隼（おおいけはやし）さん。家族で店を守っている

カウンター席以外はすべて畳の個室。法事などでの利用も多いそう

昼は、「にぎりセット」990円目当てに立ち寄るサラリーマンの姿も見られる

隼寿司 (はやしすし)

住所：由布市庄内町大龍2621-4
電話：097-582-3515
営業時間：11:30～14:00/17:00～22:00(LO21:30)
定休日：月曜
駐車場：25台

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4. おもわず見とれてしまう宝石箱のような美しさ／すし処おこぜ（日田市隈）

刺し身や名物の玉子焼き、汁物も付いた「ひたん寿司」2200円（内容は季節によって異なる。注文は2人前〜、前日までの要予約）

「わぁ、きれい！」　ふたを開けた瞬間、思わずそんな声が漏れてしまいます。朱塗りの竹製重箱に並んでいるのは、淡い黄色の白菜、真っ白な聖護院大根の甘酢漬け、鮮やかなグリーンのスナップエンドウ、赤く熟したトマトなどなど。高菜の古漬けで酢飯と山芋、納豆などを巻き込んだ日田名物の「高菜巻き」に加え、日田で採れる旬の野菜を一つずつ丁寧に仕込んで“ネタ”に使う「ひたん寿司」は、季節を満喫できる郷土寿司です。愛でて味わって、至福のひとときを過ごしてみては。