大分のおいしいネタ、抽出しました。

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1. そばの愉しみ方を広げる、具材入りのアレンジつゆ/そば会(大分市中島西)

「とり天せいろ」1550円。香りのいい抹茶塩でいただく、しっとり柔らかなとり天も一食の価値あり

群馬県の指定農園から仕入れたものを石臼で挽き、2割のつなぎと合わせて毎日手打ちしている、風味のいい二八そば。細く繊細ながらしっかりコシがあり、喉ごしも軽やかなそばを、枕崎産のかつお節や関東のしょう油を使ったキリッと辛めの関東風のつゆでいただきます。せいろに合わせるつゆは一種類ではなく、なめこ入りや豚肉と焼きネギ入りなどの温かいものもあり、バリエーション豊か。「こんな味わい方もあったのか」という新発見があり、そばの愉しみ方を広げてくれます。

大和芋と卵黄を混ぜたトロットロのつゆが絡み、さらに喉ごしよくいただける「つけとろ」1250円

午後にもそばを打ち直すため、夜も打ち立てを味わえる

そば会(そばかい)
住所:大分市中島西1-2-24 グランディ中島1F
電話:097-534-2810
営業時間:11:00~14:00/17:30~21:30※そばがなくなり次第終了、状況により早く閉店する場合あり
定休日:木曜
駐車場:3台
HP:https://soba-kai.com/

2.豊後高田産のそばを食べ方を変え味わいつくす/胴搗自家製粉手打蕎麦 地慈-Jiji-(豊後高田市新栄)

「地慈御膳」1100円。そばの実も入ったそば豆腐やいなり、そば粉を練って焼いたそば団子など、豊後高田のそばをフルコースで満喫できる

豊後高田産のそばの実を、全国的にも珍しい胴搗(どうづき)という杵でつく製法で粉にした十割そば。「まずは何もつけず、そばだけの味を楽しんでほしい」と店主の天野成信さん。そばだけをすすりその風味を実感したら、次に少し塩をつけて、そしてつゆのみで、最後に薬味を入れてと順を追って食べ方を変えると、一皿の中で味わいの変化を楽しめます。締めのそば湯も、1杯目はつゆに入れて、2杯目は塩だけを少し加えると滋味深いスープのような味わいに。こちらもぜひお試しあれ。

明るいテーブル席のほか、高級感のあるカウンター席もある

2022年7月に天野さんの地元で開業し、豊後高田そば認定店に選ばれた

胴搗自家製粉手打蕎麦 地慈-Jiji-(じじ)
住所:豊後高田市新栄1378-2
電話:070-8511-8271
営業時間:11:00~14:00※そばがなくなり次第終了
定休日:水・日曜
駐車場:13台
HP:https://twitter.com/Jiji_soba_2022

3.九重連山に抱かれながら打ちたてそばを味わう至福/手打そば 風来坊(玖珠郡九重町)

小鹿田焼に盛られた「盛そば」1000円。一口目は薬味をつけずに、そば本来の味を楽しんで

お品書きにあるのは「盛そば」と「大盛そば」のみ。北海道幌加内(ほろかない)産の香りのいい秋そばのみを使う打ちたてのそばを、羅臼昆布と鹿児島県枕崎から直送する枯れかつお節の厚削りを使ったつゆでいただきます。薬味に並ぶのは群馬県産の辛み大根、香りと歯ごたえを楽しむために角切りにしたネギ、そして伊豆産直の香り高い生ワサビ。擦りたての生ワサビは半分をつゆにとき、残りはそばにのせて味わうと風味が引き立つのだとか。九重の雄大な景色を眺めながら、こだわりのそばを堪能してみては。

九重の山々や季節ごとに変わる草花など、窓からあがめる景色もごちそう

玄関までのアプローチでも、季節の花が出迎えてくれる

手打そば 風来坊(ふうらいぼう)
住所:玖珠郡九重町田野1726-298
電話:0973-79-3490
営業時間:11:00~LO14:00※そばがなくなり次第終了
定休日:不定※例年1月中旬~3月中旬は天候により休業
駐車場:10台

4.繊細なそばも天ぷらも気前のいい盛りの良さ/日本そば 大江戸(別府市駅前町)

「親子丼定食」900円など、丼ものとセットになったボリューム満点の定食も人気。そばは、温かいかけそばに変更も可能

昭和の面影を残す店内。注文が入ると店主の坂本さんがそばを茹で、奥さんが天ぷらを揚げ、ベテランの店員さんが丼を温め薬味やつゆの準備を始めます。そんな熟練のチームワークに見惚れていると、間もなく届いたのが色白の更科そば。繊細な姿ながらしっかりとコシがあり、かつおと昆布をじっくり煮込んだつゆにつけてすすれば、喉越しの良さや濃厚なかつおの香りを楽しめます。そばも天ぷらも「満足して帰ってほしい」という店主の思いが現れた、盛りの良さと懐に優しい価格にも脱帽です。

天ぷらの種類の多さにもおどろく「天ざる」1500円。うずらの卵はつゆにといて召し上がれ

昭和41年創業。当時の古き良き昭和の雰囲気がそこかしこに残る

日本そば 大江戸(おおえど)
住所:別府市駅前町7-14
電話:0977-23-6628
営業時間:11:30~17:00(LO16:30)※そばがなくなり次第終了
定休日:木・日曜
駐車場:なし

5.そばも野菜も米も本匠産づくしの味を満喫/水車茶屋 なのはな(佐伯市本匠小半)

甘めのつゆでいただく「ざる蕎麦」800円は、香ばしいゴマの香りもたまらない。「竹の子寿司(2個)」160円と一緒にどうぞ

本匠で採れるそばを丁寧に選別し、店内で石臼挽き。つなぎに佐伯市産の小麦粉を1割合わせ、毎朝手打ちしています。冷たいそばつゆにはかつおや昆布などを使いますが、「源流蕎麦」や採れたての地元野菜と山菜の天ぷらをのせた「ほんじょう天蕎麦」などの温かいそばの出汁に使うのは、これまた本匠で作られた原木の乾しいたけ。まさに本匠産づくしの、ここでしか味わえない一杯を楽しめます。地元で採れる破竹や真竹を使った、シャキシャキの食感が特徴の「竹の子寿司」も人気です。

「源流蕎麦」800円は、本匠産の乾しいたけでとった出汁がいい香り。甘く煮たしいたけも最高の相棒

大きな水車が目印。深い緑と番匠川が作る癒やしの景色は店内からも眺められる

水車茶屋 なのはな
住所:佐伯市本匠小半107
電話:0972-56-5566
営業時間:11:00~LO14:00
定休日:なし※臨時休業、年末年始休みあり
駐車場:50台
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