大分のおいしいネタ、抽出しました。

ここから本文です。

TOPICS

まとめ記事・動画

住宅地に突如現れるおしゃれなおやつ屋さん

まず私が『おやつのsima, sima』さんと出会ったのは、たまたまの偶然でした。スーパーの帰りにいつもの帰宅路をチャリンコで一生懸命漕いでいると(別府は坂道が多いのです…泣)、ふと看板が目につきました。「ん?こんなところにお店あったっけ?」と。チャリから降りて近づいていくと、そこには『おやつのsima, sima』と書いてあるじゃありませんか。
「えー!ほぼ毎日この道を通っていたけど、全然気づかなかった!!」と移住して2年経っていましたが、本当に気付かなかったのです。なんだか子供の頃に秘密基地を見つけたようなワクワクした気持ちになり、「よし!入ってみよう!」と思い、いざ店内へ。今思うとその時の私、本当にナイス決断でした!!(笑)

大きな窓で開放的な店内

店内は細長いカウンター越しに3畳くらいのこぢんまりとした作りで、私の大好きなスコーンやVeganにも対応したおやつも含めて9種類そろっていました。店主さんにお伺いすると、水曜と金曜、第1・3土曜の12時~18時までオープンされているとのことで、そのため私は出会えなかったのだと理解(笑)。本当にこの時に見つけられて良かった(嬉)。そんなこんなでこの時から私は『おやつのsima, sima』さんの虜に。例えば休日の昼下がり、ふと「コーヒーが飲みたいなぁ~、あ!そうだ!『おやつのsima, sima』さんは今日営業しているかな?」と曜日をチェック!営業日だと歓喜(笑)。コーヒーと美味しいおやつだけで休日がグレードアップしたような小さな幸せを感じられます。Happy!

どれにしようかな~と悩ませてくるカウンターのおやつ

そんな私の日常にキラキラをくれる『おやつのsima, sima』さんに、ラブコールを送り、この度取材が実現!そこで、お店を開業するまでの経緯や想いなどを伺ってきました。店主さんは小さな頃おやつ作りが得意なお母さんの影響を受けて育ち、いつしか“もっといっぱい食べたい!“という気持ちに。そんな全ての子供が一度は通る夢を実現するために、おやつ作りを始められたそうです。発想がキュートですよね。私も大人になった今でもケーキワンホール食べたい!という時がたまにあります(笑)。また、お母さんはよくケーキやジャムを巻いたロールケーキ、クッキーやフレンチトーストなどお家にある材料で作るとても日常的で素朴なおやつを作ってくれたそう。それが原点となり、店主さんもより身近なおやつで、“気負わずカトラリーフリーで、気軽に1日を過ごす中でおしゃべりしながら、とか子供が遊びながら手で食べられるおやつ“を作りたいという想いがあったそうです。またケーキ専門店はよく見かけるけど、マフィンやスコーンを専門に売っているお店がなかったこと、またご自身が粉もののおやつがお好きなこと、前職の保育所でおやつ作りの経験があったこと、いつかは自分のお店を持ちたいという想いが形になり2014年にお店をオープンしました。今年で何と11年目!いかに地域の人に愛されてきたかがわかりますね。

「にんじんと酒粕スコーン(vegan)」280円

「季節野菜ゴロゴログラタンタルト」(vegan用もあり)380円

『おやつのsima, sima』さんではVeganのおやつもよく目にします。実は店主さんの友人がVeganに転向したことがきっかけで、Veganの料理教室に参加し、勉強されたそうです。ただVegan=healthyを目指しているわけではなく、普通のメニューと遜色がないようなジャンキーVegan(食べ応えがあるメニュー)になるよう意識している。とのことでした。やっぱりいっぱい食べたいですもんね(笑)。この「お野菜ゴロゴログラタンタルト」、ほんとーーに美味しかったです!甘くはないのですが、小腹が空いた時に食べると丁度いいボリューム感で、また食べたい~!

「甘夏のヨーグルトロール」400円。入店数分でさっそく売れてしまう!

そして、私が『おやつのsima, sima』さんにハマるきっかけとなったのが、「ロールケーキ」シリーズ!!めちゃくちゃおいしいんですよね~。思わず家で、うまっ!となったのが「ロールケーキ」でした。クリームの中にクリームチーズかヨーグルトを入れるように工夫されていて、持ち帰りの時にクリームがダレにくいようにしているとのこと。お客様目線の工夫で素晴らしいのはもちろん、私はこのクリームが大好きで、毎回「ロールケーキ」は必ず買いたいリストに挙がってきます!また『おやつのsima, sima』さんは毎月メニューが変わるので、それも楽しみの1つ。季節に応じて旬のものを使って作っているので、毎月どんなメニューに変わったのか飽きずに楽しめます。私の大好きな「ロールケーキ」も毎月中身が変わって様々なパターンで出されているので、今月はなに「ロールケーキ」かなぁ?とワクワクしちゃいます。

「スフレチーズケーキ」370円

最後に別府生まれ別府育ちの店主さんに、別府のいいところを伺ってきました。
“別府は今も昔も温泉観光地です。他県や海外からの方も多く働きくつろぎ混在し暮らす町だと思います。温泉は住む人の暮らしの一部になり、観光客はもちろん誰でもその恩恵でくつろぐことができます。温泉ってみんな裸で一緒に入るので、住む人も旅人も国籍も関係なくなり、別府自体が大きな湯船みたいなイメージです。”と店主さん。別府にとって温泉というものがいかに特別でみなの暮らしの一部になり、人の生活に溶け込んでいるかがよくわかる言葉だなと感じました。

「焼きちょこ」350円と「パイナップルケーキ」360円

そんな移住者さんたち含め地域のみなさまに愛される『おやつのsima, sima』さん。
別府に来た日は必ず曜日のチェックを!あなたの何気ない日常に、素敵なおやつとあたたかい幸せをもたらしてくれるはず。メニューはInstagramFacebookから見られます!

※写真に掲載されている写真は5月メニューのものです

おやつのsima, sima
住所:別府市駅前元町8-25
電話:なし
営業時間:水・金曜、第1・3土曜12:00~18:00 ※なくなり次第終了
定休日:日~火曜、木曜、第2・4土曜
駐車場:2台(店舗前)
HP:https://www.instagram.com/082nosimasima
Facebook:https://www.facebook.com/0141oyatusimasima
<キーワード>
大分/大分市/別府市/移住/大分移住/都会から地方へ/田舎暮らし/大分紹介/別府飲み/別府グルメ/別府スイーツ/別府おやつ/隠れ家
ページのトップへ