大分のおいしいネタ、抽出しました。

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そもそも何で大分に移住してきたの?と思う方もいる(いてほしい)と思うので、私のこれまでの経緯についてお話しますね。

生まれは福岡、育ちは色々。色々。というのは父親が転勤族で10回以上引っ越しをしてきたからです。幼稚園は2回、小学校は4回転校しました。

生まれた福岡は記憶にもないほど赤ちゃんだった時に引っ越しをしてしまったので何の愛着もありません(笑)。育ちは色々と書きましたが、特に千葉が多かったので説明が面倒な時は千葉出身ですと言っていますね。ただ千葉も数か所を転々としていたこともあり、あまり地元感はありません(笑)。

転校が多く、最後は“転校=部屋の大掃除”くらいの認識に

中学以降は父親が単身赴任に切り替えたので、私の引っ越し回数はいったんストップし、千葉から東京の学校に進学後アメリカへ留学。私の遺伝子に“引っ越し”がインストールされたのか、留学先でも3州を転々と引っ越し(笑)。帰国後は東京の会社に就職し、都内の会社をさらに転々。飽きっぽいのと小さい頃から引っ越しが多かったので移動することや環境を変えることに抵抗感がない遊牧民族体質になりました(笑)。

次はどこに行こうかな~

その頃は仕事を転々としつつも、「このままでいいのか」という漠然とした想いがありました。仕事は特に問題なくこなせていた(はず..)だし、趣味である登山も週末に出かけてそれなりに充実していたはずなのに、いつも何か疲れていました。
特に疲れの要因の1つだったのは“満員電車”。好きな人は誰もいない…と思うのですが、あの時間がとても苦痛でした。1時間満員電車で揺られ、無機質な箱(ビル)に吸い込まれ、朝なのか昼なのか夕方なのかもよくわからない社内でパソコンと睨めっこ。
帰宅時にまた地下に潜り、外に出ると日は落ちて真っ暗。時間感覚がない毎日。

毎日2回乗車必須、満員電車

そんな時たまたま早く帰れた日に、人と人の合間を縫って見た車内からの夕陽。ふと、アメリカ時代を思い出しました。留学中、比較的田舎に住んでいたので、夕陽や星空がとてもキレイで1日の終わりに全てが浄化されるような(笑)、リセットされるような感覚がありました。海が近く休日はビーチでお散歩したり、丘で軽ハイキングしたり割と自然が近いところにありました。その時に「田舎もいいな」と感じるようになったのです。
若い時は東京は刺激的だったけど年を重ねてからは趣味も登山だったし休みの日は3時間かけて山梨や長野まで車で走ることもしばしば。「なんで東京にいるんだろう?」と1つの疑問が生まれました。

帰りの電車から見えた夕陽、疲れも一瞬忘れてしまう

そこからは自分の好きなこと嫌いなことを箇条書きして日本地図とにらめっこ。
どこに行けば自分が望むライフスタイルが送れるのか考えました。

私が移住先に求めた条件:

・山がある(里山ではなくかっこいい山、できれば連山)
・海がある(今まで海がない県に住んだことがない、海鮮大好き)
・田舎すぎない(生活に困らないくらい街が発展している。村八分怖い)
・雪があまり降らない(雪道を運転したことがないので怖い)
・晴天率が高い(晴れが好き)
・治安がいい/災害が少ない

価値観の深堀。好きなことがはっきりしていたので簡単に書き出せた

そんな時大分の移住PR動画を見て、ここだ!と。
九重連山はあるし、海もあり、温泉もいっぱいある。雪も場所によってはほぼ降らない。都会が恋しくなったら福岡にも行ける!またAPU大学があるせいか外国の方が多く閉鎖的なイメージもなく、観光地のため常に県外から人が来るため流動的であって田舎すぎる。ということもなさそうでした。住処に決めた別府は、目の前に鶴見岳、高崎山、別府湾も近く温泉も100円くらいで入れて何より通勤電車に乗らない生活が本当に幸せすぎました。今までは都内で飲んで、酔っぱらったまま電車に1時間揺られるのが地味に辛かったのが今では飲んで帰っても20分歩けば家に帰れる街のコンパクトさも魅力の街です。

湯けむりの町、別府

そんな大分への移住を成功させ(笑)、2年が経ちました。この2年で見つけた私の大分の楽しみ方や過ごし方をこれから勝手にご紹介しちゃいます。
これからどうぞよろしくお願いします!

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