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本物の星空を見に行こう!〈美しすぎる星空10選〉に選ばれた久住高原の『くじゅう花公園』【子どもとおでかけ⑧】
年間を通して癒しの花畑を楽しめる『くじゅう花公園』は、阿蘇くじゅう国立公園の標高850mに位置しており、肉眼でも美しい星空を観察できます。
毎月第2土曜日に開催される「久住高原星空の巡り」が始まったのは、今から6年前。たとえ10℃を下回る寒い冬でも、小雨でも開催されるというこのイベントは、星に魅了された多くの方で毎回賑わいます。
久住高原は標高が高い分、平地よりも涼しく感じられるので、夏の夜空を楽しむには子どもにもちょうどいい場所です。8月10日に開催されたイベント中の気温は20℃前後、夜は少し肌寒く感じるので、羽織があると安心でした。
久住高原星空の巡りは、『くじゅう花公園』HPのイベント情報から確認できます。予約不要で気軽に行けるのも、子連れには嬉しいですね。
ー天体観察☆星空ガイド☆星のお話し☆風船リリースー18:30 チケット売場で受付開始
19:20 星のお話し
20:10 星空ガイド
20:20 風船リリース【参加料】※予約不要
大人(高校生以上) 600円
小人(5歳~中学生)400円【参加無料になる場合も】
● 当日の入園チケットを持っている
● くじゅう花公園のオートキャンプに当日宿泊<詳しくはこちらから>
くじゅう花公園に入って、ゆっくり5分ほど歩きながら右奥に進んでいくと、イベント会場が見えました。たくさんの花を見るたびに、「うわ~きれい~写真撮ろう!」なんてしていると、イベント開始ギリギリに…。
会場に着いてびっくり!想像をはるかに超える参加者の数です。この日は天気に恵まれ、三大流星群のひとつであるペルセウス座流星群が見頃を迎える日が近かったので、なんと参加者がいつもよりも多い400名もいたそうです。子連れの家族はもちろん、夫婦や学生など老若男女が参加していて、とても賑やかでした。
風船リリースの風船に、家族みんなで願いごとを書きました。「しょうがくせいになれますように」という可愛い願いを込めた娘。そんな娘の片隅で、「マイナス3kg!」と大きくペンを走らせた母。(笑)
風船がよっぽど嬉しかったのか、子ども達は「じぶんで持つ!」と言い張り、風船を持ち歩いて喜んだのも束の間…。数分後には、小さな手から風船がすり抜けていき、風船リリースのカウントダウンを待つことなく、2人の風船はフライングで空に飛んでいってしまいました。
天体望遠鏡コーナーでは、自由に天体望遠鏡を覗くことができ、月のクレーター(月に大きな隕石が衝突してできたもの)を細かく確認できました。いつも遠いところにいるお月様がとても近く感じて、子どももオトナもワクワクしました。
イベントでは、「風船リリース」と「照明の消灯」の2回カウントダウンがあったり、音楽が流れたり、子どもが楽しめる演出があったので、1時間ぐずることなく過ごせました。音楽とともにたくさんの風船が空に飛び立つ風船リリースは、なんとも心に響くものがあります。「風船が星になっていくね」と話す娘。本当に星ぐらいの大きさになるまで、風船を見届けることができました。
<風船リリースの実際の様子がこちら>
照明を消灯して真っ暗にすると、星がたくさん見えてきます。さそり座をはじめ、多くの星座を説明してもらえるので、オトナの方が聞き入ってしまうほどです。七夕の行事を幼稚園で経験した子ども達にとっては、天の川が見えたという経験がとても楽しかったようです。視力が悪い私でも肉眼で天の川を見ることができた…本当に来てよかった!
ちなみに、星空を観察する時の座るシートは施設からレンタルできますが、我が家が会場に着いた頃には大きめのシートは確保できず…。1人掛けのシートに座って空を見上げましたが、どうも首が痛くて痛くて…。寝転がって夜空を見たい、そんな方は大きめのシートを持参するのがおすすめです。
次回の久住高原星空の巡りの開催日は、9月14日(土)19時から。一度このイベントに参加すれば、どこにいてもつい夜空を見上げてしまう、星を眺めたくなる、そんな気持ちにさせてくれること間違いなしです。
『くじゅう花公園』のおすすめポイント
● 久住高原でしか見られない星空がある
● 天体観察の仕方や星について学べる
● 子どもも嬉しい風船リリース
● 天体望遠鏡に触れられるチャンス
電話:0974-76-1422
入園料:大人(高校生以上)通常料金1300円 小人(5歳以上)通常料金500円
※植え替えシーズンは入園料の割引あり
営業時間:8:30~17:30(最終受付は17:00)
定休日:なし※冬季は休園あり(12月1日~2月末)
駐車場:300台
HP:https://www.hanakoen.com/
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