大分のおいしいネタ、抽出しました。

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大分県南に位置する佐伯市。豊富な海の幸・山の幸を求めて訪れる人も多く、海鮮丼やお寿司、鶏肉のモモ揚げなど佐伯グルメは多彩。ですが、今回紹介するのは地元民や佐伯に訪れた人が足繁く通うこちらのお店。

昭和54年(1979年)創業。昭和63年(1988年)に現在の場所で再開して34年の『レストラン喫茶 いさりび』。店主の井野龍二さんと母・千里さんが二人三脚でお店を切り盛りしています。

橙色に灯るランプ、漫画本が並ぶ棚、コーヒーのサイフォンが置かれているカウンター席。以前はレトロ柄のテーブルクロスでしたが、トリサポ(トリニータのサポーター)でもある龍二さんによって、テーブルクロスと椅子の座面がトリニータカラーにリニューアル! 店内にもいたるところにトリニータのポスターやカレンダーが飾られています。

さっそくお店の名物メニューを注文すると、豚肉を包丁で叩く音、グツグツといい匂いが店中に広がり、ジュワジュワ~っと油が揚がる音が食欲をそそります。しっかり空腹で訪れたので、わくわくしながら待っていると…。

「カツカレー」950円

どど~んと大皿で登場した、いさりび名物「カツカレー」! トンカツを覆い尽くすほどのた~っぷりのカレールー。一口食べれば、スパイスと甘みが混ざり合い、マイルドな味わいです。ルーを一度冷蔵庫に寝かせることで、より味の深みを引き出しているとのこと。「うちのカレーは幼稚園のお子さんでも食べる子がいるんですよ」と井野さん。

そしてこの柔らかいトンカツ! 厚みのある豚ロースを、下準備の段階で肉を叩いて柔らかくすることが大事なんだとか。「カツカレー」はお客さんの大半が頼むメニューなので、お客さんの注文がない合間でも肉の仕込みを行うなど、準備に余念がありません。

親に連れられてきたお子さんが今度は自分の子どもを連れて来たとき、高校生の頃に訪れていた学生が社会人になって県外から帰省したとき、仕事で佐伯を訪れた人が再び佐伯に訪れた時は必ず立ち寄ったり、隣県の宮崎県からはるばる訪れるなど、「カツカレー」にはいろんな人の思い出の味になっているんですね。

「カツカレー」は創業当時レシピを考案したご主人から母・千里さんに受け継がれ、井野龍二さんのアイディアも加わり現在のおなじみの味になっているそうです。親子で生み出した味もあれば、「チキン南蛮定食」の秘伝のタレや、ケチャップで炒めたご飯のうえに揚げたてのチキンカツをのせた「チキンボルガ」の自家製オリジナルソース、サラダやパフェの盛りつけなど、ほとんどのメニューは創業当初から変わらない味。なので訪れるお客さんも「これこれ、この味」と安心して召し上がってもらえるようです。今度の休日は『レストラン喫茶 いさりび』へ訪れて、名物「カツカレー」を味わってみませんか? その際はしっかりお腹を空かせて訪れてくださいね!

レストラン喫茶 いさりび

住所:佐伯市城下東町2-37
電話:0972-23-8737
営業時間:10:00~LO21:00
定休日:日曜
駐車場:5台
HP:https://www.instagram.com/kissa.isaribi/

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大分/佐伯市/佐伯/佐伯グルメ/佐伯ランチ/レストラン/喫茶/大分カレー

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