大分のおいしいネタ、抽出しました。

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初めまして。落合商店です。私は大分県中津市で育ちましたが、現在は福岡県に住んでいます。仕事の関係で月に2回程大分へ行くのですが、いつからか大分のお店や知り合った人たちを紹介したいと思うようになりました。
幼少の頃、毎月母親と一緒に中津市から大分市へ買い物に行くのが楽しみだったこと。10代~20代前半は大分市内でよく遊んでいた事もあり、大分県への愛着が年を重ねる度に強くなったように感じます。

私なりに大分県の魅力を発信して1人でも多くの大分県民と仲良くなる事を目標に活動していきますので、よろしくお願いします。

初回となる落合商店初回の記事は、自己紹介を兼ねて私の育った場所・中津市の魅力をお伝えします。

いつからか、中津市がから揚げの聖地のひとつと県内外の方に認知されるようになったこともあり、県外の方と話しをすると「中津市=から揚げ」のイメージが強いようで高確率でそのワードを耳にする。
こう聞くとから揚げ以外何もないのではないかと思えてくる。
もちろんその様な事は断じてない。
歴史的、文化的にも非常に中津市は興味深い街である。
中津市で育った者としてから揚げ以外の魅力を発見する為に、私が育った場所を歩いてみた。

1万円札の顔となり39年

キャッシュレス化が進もうとも、日頃お世話になっている。いや、お世話になりたいと望んでいる人も多いのではないか…。

福沢諭吉と言えば「学問のすすめ。」
有名な一説には実は続きがあり、人は皆平等であるという事を唱えているがその後は逆説、学問の大切さと現実を説いている。
私もその事を早く知っていれば良かった。
しかし知る事に遅い事はない。知った時から意識をしたら良いのだ。

福沢諭吉像の手前には、中津藩が輩出した蘭学者の名が並ぶことから昔から学問が盛んであったことがわかる。

日本史の授業で聞いた事があるであろう、「解体新書」の前野良沢の名も

この時点で中津市はから揚げだけではない事が明らかだ。

その中津市で生まれ育ちながらも浅学な私がいくら説いたところで説得力がないのが滑稽ではあるが…。ここからは、浅学に加え乱文である私が書く文章が長文になりがちである為、簡潔に進めたい。

まずは駅周辺の寺町。

その名の通り寺が通りに並んでいるのだが、その中で目を惹くのが通称「赤壁」として知られる『合元寺』。

白い壁の寺が並ぶ中で唯一の赤い壁

何故壁が赤いのか…これには言い伝えがある様で気になる方は現地へ訪れる事をおすすめする。因みに私が幼少の頃、『合元寺』の前を通る時に身が竦んでいた。
今でも夜は独特な雰囲気があり萎縮するが、悲惨な歴史と裏腹にどこか幻想的な風景を醸し出している。

次いで『福沢諭吉旧居』。

敷地内には記念館もあり、展示されている資料でより福沢諭吉を知る事ができる

福沢旧居の駐車場は、私が幼少~小学生の時によく遊んでいた場所でもあり、見ての通り子供が遊ぶには十分な広さの駐車場である。
満車になる事は殆どないので車でも安心して訪れてほしい。

そして駐車場内にある1軒のお店。

昔はレストランとお土産売り場を併設していて、売店へよく遊びに行っていたものだが、現在は『諭吉コルリ』というカレー食べ放題の店になっている。

何故カレーなのかというと、福沢諭吉が1860年に編集した「増訂華英通語」の中で日本にカレーを紹介したとの事。
その際に「curry」を「コルリ」と伝えたと言われている。
中津市はカレーの街でもあるようだ。

次は『中津城』。

天守閣内は奥平家の資料を多く展示

最上階からは遮る物なく中津市の街並みを一望でき、天気が良い日は広い空と城下町の街並みの眺望に目を奪われるはず。

中津城も小学生の頃の遊び場で、ある夕暮れ時にこの階段の上で下りられずに困っている犬を見つけた。

友だちと一緒に犬の首を持ってだったか、ゆっくりと一緒に階段を下りたところ
家までその犬に付いて来られて困ったことを思い出した。

最後に『村上医家史料館』。
ここは中津駅から商店街を抜けた諸町という通りにある。

ここは保育園の頃に仲が良かった友だちが住んでいた町だ。
確か日本家屋の長屋に住んでいたような記憶がある。
高校でまた再会し、遊ぶようにもなった。
その当時を懐かしみ、久々に諸町を訪ねてみたが、その長屋もなくなっていた。
中津に帰る度に目にすることが多くなったのは、それまで当たり前にあった建物が壊されていたり、昔からあった店が閉店していたりする光景。

時の流れの中で仕方がないことではあるが…。

1640年から現代まで続く村上医家の資料館

止まらない時の流れの中でもこの様な日本家屋で残っている資料館は今後も存続してほしいものだ。
館内には当時の薬瓶や治療器具等、貴重な資料が展示されている。ここまで医学関係の資料が揃い、観覧できる施設も稀ではないだろうか。
学問、蘭学が盛んだった中津市が誇る施設である。

この他にもたくさんの歴史的文化財はあるが長文乱文となり、読者が読み疲れるのではないか…という心配よりも浅学の私が博学者を演じる事に疲れた事が本音である。加えて書ける事も多くはない。この文章を書く事も普段慣れない事をしたせいか、いつもとは違う疲労感を感じる。やはり勉学はしておいた方が良いと痛感した。

折角大分の魅力を発信する為にドリッパー(OITADrip.公式ライター)になれたが、豊富な知識と語彙力がなければ発信できる情報も限られてしまう…。
まさに「学問のすすめ」である。

ただ、個人的には今回はそれで良いと思っている。
笑覧頂きたい。
今後、文章力、語彙力を高めて情報を発信していく。

とは言うものの、本来の私はこのような堅苦しい文章を書くような人間ではない。
初めて使った言葉、意味を調べながら使った言葉。
自分自身で読み返しても「無理しているな」と可笑しくなってきた。

最後くらいは何も演じずに、自分の言葉で締めくくらせて下さい。

この記事では駅周辺に限って紹介しましたが、まだまだ見どころはたくさんあります。
そのことをわかってもらえるとうれしいです。
中津を通過するタイミングでも良いので、ちょっと寄り道して中津市という街の色、音、空気を体感してくれたらいいなと。

あとは中津に来たらやっぱりから揚げの食べ歩きも忘れずに。
(…結局から揚げ推しやないか!!!)

次回からはおすすめのお店を紹介していきます。

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