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【ラーメン数珠つなぎ⑲】日田焼きそばだけじゃない! 名店が生み出す至極の一杯
訪れたのは日田焼きそばの店として名高い『三久（さんきゅう）』。昭和45年創業の老舗です。
メニューは日田焼きそばとラーメンのみとシンプル。どちらも2種類の小麦をブレンドして作る自家製麺を使用しており、自家製ならではの強いコシを楽しむことができます。水質検査をクリアした新鮮な地下水を使うことで、素材の良さを引き立てているんだとか。（同じお水で作るご飯もさらに旨みと甘みが増しておいしくなるそうです! ）
毎朝作るこだわりの自家製麺
「生卵入りやきそば」（スープ付き）800円。ラーメン店のサイドメニューとして提供していた焼きそばは今では『三久』を代表する人気メニュー!
常連客から好評のラーメンは15kgもの豚骨を下ゆでして血抜きし、7～8時間かけて煮込んだスープは豚の旨みがしっかりと感じられつつも脂分が少なくさっぱりとした味わい。
名物の焼きそばにも使用しているシャキシャキの日田産もやしを、“生きたまま”の新鮮な状態で炒めたのちにラーメンにトッピングする「もやしらーめん」は、もやしの旨みがスープに溶け込み、一口啜れば滋味深い味わいが胃に染み渡っていくのを感じます。
「もやしらーめん」750円
自家製の細麺はしっかりとした存在感でスープとの相性が抜群。もやし自体の水分量で味が変わってくるので、同じ味を作るのは至難の業なのだそう
どのラーメンもスープのベースは同じですが、トッピングによって味が七変化! キムチとにんにく、唐辛子が入った「きむちらーめん」は、辛さの中にも甘さがあり、酸味も抑えられているため、誰でも挑戦しやすい味になっています。
「きむちらーめん」750円
店主おすすめの食べ方は、「きむちらーめん」の残りのスープに追い飯をして“キムチ雑炊”にすること。寒い今の時期は体の芯まで温まること間違いなしのこの一杯、ぜひ日田にドライブがてら味わってみてください!
最後に、オススメのラーメン店をうかがったところ…日田市にある『大学軒』の名前が挙がりました!
（店主・田中修さんコメント）
「『大学軒』のとんこつラーメンは意外とあっさりしているんだけども、コクがあっておいしいんですよ。もちろん、名物の日田焼きそばもおすすめです」
ということで、次回は『大学軒』に行って来ます。お楽しみに!
ラーメン／とんこつ／ランチ／日田焼きそば／日田市／大分県
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