大分のおいしいネタ、抽出しました。

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1.荷揚町の 静かな住宅街に、木漏れ日と小さなときめき

現在看板はなし。見逃さないで

荷揚町の通りを歩いていると、ふと風の音が変わる瞬間がある。大きなけやきの木がそっと影を落とすあたりだ。その奥に可愛い看板とレンガづくりの小さなドアが現れる。それが10月6日にオープンした『けやきの木の下で』

テーブルは4つ。こぢんまりとした空間が心地良い

元は『山村製靴店』(移転済)だった場所をリノベーションした店内は、まるで時間がゆっくり流れているよう。壁に使われているレンガは、なんとフランスで200年もの間、実際に使われていたもの。雨風で自然に削がれた質感をそのまま生かし、丁寧に目地を入れ直したという。

味わいのあるレンガ

外から見ただけでは想像もつかないほど、温かく、物語のある空間。席に座ると、まるで異国のカフェに迷い込んだような気分になります。

2.赤くてかわいいローゼルの魔法

「ローゼルアイスラテ」750円

まず最初におすすめされたのが「ローゼルアイスラテ」。ひと口飲むと、コーヒーとミルクの間からふわっと広がる甘酸っぱさ。

これが噂の“ローゼル”!

これがローゼル。食べられるのは花弁のみ

ハイビスカスの仲間で、あざやかな赤色が印象的なハーブなんだそう。生産から加工までを手がけるスタッフのとしこさんが、ていねいに育てているという。しかもこのローゼル、美容にもすごくいいらしい。

ビタミンCやクエン酸など、うれしい成分がぎゅっと詰まっていて、飲んだ瞬間に体が「ありがとう」って言ってる気がします。

「玄米珈琲アイス」500円

こちらは玄米珈琲をトッピングした「玄米珈琲アイス」。黒焼き玄米の香ばしさがふんわり香り、なんだかほっとする優しい味。もちろんノンカフェイン!

「コーヒー」500円、「アフォガード」700円

コーヒーは、レトロでかわいいファイヤーキングやパイレックスのカップで提供されるのもポイント。思わず写真を撮りたくなりますね。

メニューは今後広げていきたいそう。テイクアウトもあり

3.日常に小さなときめきを灯す、亀井さんの想い

店主の亀井ひとみさん

お店を切り盛りするのは、亀井ひとみさん。
ゆったりとした話し方の中に、ものづくりへのまっすぐな情熱が感じられる。彼女はフェムケア製品を扱う「エミュレーツ」の代表でもあり、女性が安心して使える製品づくりにも力を注いでいる。防腐剤や着色料を一切使わず、必要なものだけを選び抜いたナチュラルな製品づくりがモットーだ。
「身体も心も、気持ちよく整えられる時間を過ごしてほしいんです」
そう話す彼女の言葉どおり、店内には背伸びしない心地よさがある。

フェムケア製品。3200円(20g)

テーブルに飾られた小さな花瓶、手にしっくりとなじむカップの質感、そして穏やかな音楽──どれもさりげないのに、ひとつひとつに想いが込められているのが伝わってくる。
今後は、この空間でワークショップなども開催していく予定だそう。日常の中に、小さなときめきを見つけられる場所。それが、『けやきの木の下で』。
きっとこの場所は、誰かの“好き”をそっと育ててくれる木の下。
季節が変わるたびに訪れたくなる、そんなカフェが荷揚町に生まれました。

けやきの木の下で
住所:大分市荷揚町10-10グリーンヒル荷揚1F
電話:なし
営業時間:11:00~18:00、土・日曜、祝日~16:00 ※土・日曜、祝日の営業はSNSで確認を
定休日:水曜、土・日曜、祝日は不定休
駐車場: 3台
HP:https://www.instagram.com/keyaki_oita/
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大分県/大分市/佐大分/喫茶店/喫茶/大分カフェ/カフェ/フェムケア/コーヒー/ローゼル/けやきの木の下で/スイーツ

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