大分のおいしいネタ、抽出しました。

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1. 別府に現れた隠れ家アトリエ&ショップ

別府の市役所通りをゆっくりと上っていくと、左手に見えてくるのは「リファレンス荘園」というビル。その2階、『ドミノピザ』の上に、アトリエ&セレクトショップ『hotori(ホトリ)』が2025年4月27日にひっそりとオープンしました。

左にある螺旋階段から2階にあがったらアトリエに到着!

「隠れ家」なんて言葉がぴったりのその場所は、螺旋階段をくるくると上った先。扉を開けると、そこには静かで洗練された空間が広がっています。雑然とした日常からふっと距離を置いて、自分と向き合えるような、そんな空気が流れているんです。

作家の肥後漱真さんと奥さまの詩帆さん。2人とも漱真さんの作った服を着ています

このアトリエを手がけたのは、由布市出身の服作家・肥後漱真(ひご そうま)さん。ここは彼が構想から2年かけてDIYで作り上げた、まさに「作品」のような空間。物件を探していた時に「DIYができる」というこの場所と出会い、すぐに理想のイメージが浮かんだのだとか。

2. シンプルの中に光る、個性と美しさ

「シンプルで、ナチュラル、だけどちょっと個性的な服を作っています」と話す肥後さんの言葉どおり、『hotori』には一見ベーシックに見えて、着たときにぐっと印象が変わるような、そんな服が並んでいます。

素材には、国産のデニムやリネン、シルキーコットンなど、肌触りが良く、着るほどに馴染んでいく天然素材を使用。ふんわりと軽やかだけど、芯のある佇まい。立体裁断で仕立てられていて、どの角度から見ても美しいフォルムに仕上がっています。
服づくりを始めたのは約5年前。趣味で始めた服作りが、今では日々の仕事に。時間をかけて育ててきた「好き」が、こうして形になったのが『hotori』なのです。

店内には洋服のほかにも、全国からセレクトした雑貨がずらり。120組の応募から、「hotoriの世界観に合う作家さん」を肥後さん自身が選んだというこだわりぶり。ぬくもりのある陶器、繊細なアクセサリー、眺めていたくなるようなキャンドルなど、どれも一点ものの魅力を放っています。

「Lyluck」のキャンドル1650円

「この服が好き」「この器、毎朝使いたい」そんなふうに、“誰かの生活の一部になるもの”だけを集めたセレクト。飾らないけれど、妥協もない。その絶妙なバランスが、ものづくりへの強い想いを感じさせてくれます。

アクセサリー作家「cruk」さんの真鍮のアクセサリー

漱真さん制作のコロンとした形が可愛い革のお財布1万4300円。川の“ほとり”にある小石から着想を得たフォルム

3. 服と向き合う、静かな時間を


今後は、季節ごとの展示販売やポップアップも開催していく予定とのこと。
次回は6月21日(土)に「夏の装い展」を行う予定。夏に向けて、さらりと着られるリネンのワンピースや、風を通す軽やかなトップスなど、涼やかで心地よいアイテムに出合えそうです。
営業日は基本的に金曜〜月曜と祝日(不定休あり)。来店の際は、Instagram(@hotori_beppu)で最新情報をチェックしてからがおすすめです。

服は「着るもの」である前に、「語るもの」なのかもしれません。袖を通したときに、心が軽くなったり、背筋が伸びたり。『hotori』の服には、そんな不思議な力があります。
いつもより少し丁寧に過ごしたい週末に。誰かに会いたくなる前に。
螺旋階段をのぼって、あなたも『hotori』の扉を開けてみてはいかがでしょうか。

atelier&select shop hotori(ホトリ)
住所:別府市荘園12-2リファレンス荘園2F
電話:なし
営業時間:10:00~17:00
定休日:火~木曜 ※不定休あり、Instagramを確認
駐車場:2台
HP: https://www.instagram.com/hotori_beppu/
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大分/別府市/別府/アパレル/雑貨/セレクトショップ/服/ワンピース/トップス/洋裁/手仕事/手芸/革製品/アクセサリー/作家/服作家

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