まとめ記事・動画
自宅のような空間で、美味しい食事をいただきながら、心も体もリフレッシュできる喫茶店
『喫茶・雑貨ハチミツコボシ』さんは、住宅街にひっそりとたたずむ隠れたお店。
玄関前にある木の温もりを感じる看板が、優しく迎えてくれます。
お店のコンセプト
店主の永野環さんいわく、「お客様には、ハチミツコボシ=自分の居場所だと思っていただきたい。ハッピーな気持ちでない時はここで気分転換をして、また頑張ろうと思えるような。逆にハッピーな時は、他のお客様にハッピーのお裾分けをしていただけるような空間なれば」との思いで、このお店を切り盛りしているとのこと。合わせて、「人と人とが繋がる場にもなってほしい」との思いから、知らないお客様がいたらその方をご紹介して、気まずい空間を作らないようにしているともおっしゃっていた。これは一軒家を活用した喫茶だからできる温かい接客だなと僕は感じた。
お店について
2019年の11月にオープンしたが、その後、新型コロナウイルスが流行したこともあり、ゆっくりとお店を開けていた。コロナ禍の自粛中には、米粉パンの開発に挑戦。開発するきっかけになったのは、小麦のパンが合わない娘さんが、「パンが大好きだったのにパンの食感を忘れてしまった」という一言から。米粉だけど小麦のパンに近い物を作りたいと試行錯誤を繰り返す中、天然酵母を使った“米粉のパンなのにモチモチしないパン”を完成させ、娘さんからも「これはパンだ」との評価をもらったそう。娘さんの為にと何度も試作を重ねた永野さんが想像でき、家族愛を感じるエピソードに心が温かくなった。
こだわり
永野さんは、「自分が安心して口にできるものしか出したくない」と、提供する食材にとてもこだわっていて、できるだけ自然栽培のもの(農薬も使わず、肥料もなるべく使っていないもの)を使って食事を提供している。ここまで食材にこだわる理由は、「お店に来ていい気持ちになって帰ってもらいたい」との思いから。そのために、素材にこだわり添加物などを使用しない、体と心に優しい家庭の料理を提供しているそうだ。「たくさん儲けたい!」という気持ちでお店を始めたのではなく、「お客様はもちろんのこと、娘や孫が安心して来ることができるお店にしたくて」とも語ってくれた。
ランチプレートは日によっておかずが変わるので、飽きることがない。
体に良いものを食べて、心と体のメンテナンスをしてみてはいかがだろうか?
喫茶・雑貨ハチミツコボシなワケ。
永野さんの娘さんは、sachinemuという名前で作品を作っている。その活動の発表の場として、娘さんの雑貨を取り扱うことに決めたのだとか。他の作家さんのアイテムも少し展示しており、雑貨においても永野さんとご家族のつながりをヒシヒシと感じた。
足湯
お店には足湯も備え付けられている。この足湯は、『豆麦房』という発酵調味料を作っているお店が開発したもの。発酵させた温かい「メディカル発酵栄養液」に足をつけることで、ゆっくりと肌から栄養が入ってくるという。血行を促進し、足裏にたまった老廃物を排出しながら栄養を吸収することにより、むくみや冷え性の改善、リラックス効果、デトックス効果、体温の上昇などの効果が期待できるのだとか。リラックスしながら体のメンテナンスもできる足湯なのである。さらにこの足湯、雑菌が繁殖せず、別府の温泉水(秋葉通りの温泉水)を使っている点も魅力の一つ。寒くなる冬は特に人気だそうで、足湯に浸かったままお茶を飲むお客様も多いのだとか。
最後に
今回の取材で、『ハチミツコボシ』さんのこだわりに触れ、最近コンビニ飯の割合が増えてきている自分としては、食を見直す良いきっかけになりました。皆さんもぜひ一度、お店に足を運び、美味しい米粉パンやスイーツを堪能したり、心があたたかくなる雑貨を見たりして、コロナ渦のうつうつとした気持ちをリフレッシュしてみてはいかがだろうか?
営業時間:11:00〜17:00
定休日:木~日曜 ※その他不定休あり
駐車場:2台
HP:https://www.instagram.com/hachimitsukoboshi/
喫茶店/カフェ/雑貨/別府市おでかけ/観光/スイーツ/ランチ/足湯
おすすめトピックス
カテゴリ
TOPICS