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昔ながらの対面販売を行っている『藤田鮮魚店』。目指しているのは「気軽に行ける魚屋さん」!

今ではあまり見かけなくなった昔ながらの対面販売を行っており、その日捕れたピチピチの鮮魚を購入できるのはもちろん、その場で刺し身や切り身、下処理まで対応してくれるサービスも好評だという『藤田鮮魚店』。食べ方を伝えて捌いてもらったり、おいしい調理法を教えてもらったり、専門店ならではのやりとりはなかなか楽しいもの。まさに人と人との触れ合いが感じられる、地域密着型の鮮魚店なのです。

店内には鮮魚のほか、海鮮かき揚げや煮付け、焼き魚など様々な総菜が並ぶ。「海鮮巻き」や「海鮮丼」なども人気

『藤田鮮魚店』は80年の歴史があり、以前はスーパーの魚売り場で営業をしていたそうですが、スーパーの閉店とともに店を閉め、現在の場所で再スタート。今年で2年目を迎えます。

「個人店となって、スーパーの時にはできなかったいろんなことができることになりました。飲食店の許可を取ってタピオカや総菜、ピクルスを作ったりもしています。周りには『またワケわからんことしよん!(笑)』って言われるけど、まずは興味をもってもらわないとダメ。目新しいことをやり、毎日いろんな情報をSNSでアップしていたら、ちょっとずつお客さんが増えてきました」と語ってくれたのは、三代目・藤田尚樹さん。

店主の藤田尚樹さん。「自分が目利きした魚を買ってもらって、『この前買った魚おいしかったよ』とお客さんに言ってもらえることが一番うれしい」と語る

お客さんが作ってくれたという、別府愛と魚愛に溢れたTシャツ

 

-“面白いもの”の延長戦で魚に興味を持ってもらう

店内にはカフェ風のイートインスペースがあり、黒板を見れば、毎週水曜はサバサンドの日、木曜はシーフードカレーの日、金曜は刺身の日…と、楽しいイベントが満載です。それもこれも自慢の魚を食べてもらうためですが、そのこだわりは半端じゃない!

店内の黒板には、曜日ごとのサービスなどが記されている

「タピオカドリンク」各400円。気軽にカフェ利用もOK!

水曜限定で登場する「サバサンド」400円。こんがりジューシーに焼きあげた厚みのある塩サバを近所の人気ベーカリー『マナブレッド』の特注パンで挟んだ一品

木曜限定の「シーフードカレー」。ルーのみ380円。約20種類のスパイスでカレー粉を作り、タイのあらとエビの頭でだしをとっている。エビ、イカなど魚介がゴロゴロ入って旨みたっぷり

 

-魚のおいしさを広めていきたい

「世の中にはおいしい魚がいっぱいあります。おいしい魚をもっとたくさんの人に知ってもらいたいし、食べてもらいたい。そのためには、鮮度のいいものをきちんと仕入れて、より安く提供できる店を自分が作っていかなくてはと思っています。個人店舗の魚屋さんって入りづらいイメージがありますよね。だけど、気軽に入れて世間話ができて、この店楽しいな、また来たいなと言ってもらえるようなお店づくりをしていきたいですね」と藤田さん。

この鮮魚店の常連になれば、特別な日や普段の食卓にもっと魚を取り入れたくなるに違いありません。

コイントレイに貼られた『藤田鮮魚店』のステッカー。販売もしているそう

客層は幅広く、常連の学生さんなども多い

藤田鮮魚店
住所:別府市石垣東10-2-46
電話:0977-88-9152
営業時間: 9:00~18:00
定休日: 日曜
駐車場: 2台
HP:https://www.instagram.com/nao.sakana.kiru/
<キーワード>
魚屋さん/鮮魚店/テイクアウト/ドリンク/ランチ/サンドイッチ/カフェ/タピオカドリンク/魚/丼/寿司

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