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【駅から徒歩10分圏内のグルメ旅!-牧駅編⑤-】本とお茶をゆったり楽しむなら“ブックカフェ”へ
今回は、JR牧駅より“徒歩旅”スタート。

JR牧駅

右折する場所はこの道路標識を目印に
駅を背にして大通りの県道685号方面へ進みます。「牧西児童公園」を通り過ぎ、一時停止の道路標識を右に曲がります。しばらく進むと、食事処や古着店が軒を連ねる建物が見えてきます。目的地はその建物の奥。

店の外観
暖色のライトが扉越しにともる、この場所が今回の目的地『本屋 鯛文庫(たいぶんこ)』。
ここまで徒歩約5分で到着しました。昨年10月にオープンして以来、本屋として営業していましたが、8月よりカフェスペースを設け、スイーツやドリンクの提供をスタート。カフェ好きの私、どんなメニューと出合えるかウキウキしながら店内へ。店主・後藤さんのオススメのコーヒーと紅茶、それぞれに合うケーキを選んでもらいました。

「バスクチーズケーキ」450円、「オリジナル手びきコーヒー」400円
コーヒーは同市『create coffee lab(クリエイトコーヒーラボ)』監修のもと、後藤さんの好みの味にブレンドした深煎り豆を使用。「ミステリー小説ブレンド」という、まさに本屋ならではのネーミングとパッケージもすてきです。注文後にコーヒーミルで手挽きして丁寧に淹れてくれるので、より香り高い1杯が味わえます。
そんなコーヒーのお供は「バスクチーズケーキ」。ホワイトチョコをアクセントにした、濃厚かつなめらかな口当たりが特徴で、コク深いコーヒーと合うんです。

「シフォンケーキ」400円、「梨と金木犀の和紅茶」550円
紅茶派の私がメニュー表でひと際目を引いた「梨と金木犀の和紅茶」。カップに注ぐときの芳醇な香りがたまりません…! この茶葉は後藤さんが福岡市のカフェで飲んだ紅茶に魅了され、紆余曲折を経て取り寄せることになったそう。ほか「マスカットワインティー」など旬の果実のフレーバーティーがあるので、その時季の味を楽しめそうです。
スイーツは米粉と米油を用いたヘルシーな「シフォンケーキ」をぜひ。この日は幅広い栄養素を豊富に含む、スーパーフードとも言われるモリンガを使った、抹茶のような風味の一品。プレーンやココアが登場する日もありますよ。

メニュー表はこちら。手書きのイラストにほっこり
お店の看板やコーヒーのパッケージに度々登場する、愛猫のハチワレ・こうめちゃんとサビ・せんちゃんは、クッションとなってお出迎え。カフェの日は「バスクチーズケーキ」か「シフォンケーキ」のどちらか1種類のケーキと、「バニラサンデー」がラインアップ。店内の本を読みながら、ドリンクやスイーツを味わえるのもうれしいポイントです。

テーブルを囲うように所狭しと新刊と古書が並びます

お気に入りの1冊を探すのが、宝探しのよう
『鯛文庫』の始まりは、昨年3月、大分市中央町「布屋ビル」の一画から。大手書店に勤務するなかで自分がセレクトした、好きなジャンルの本屋を開きたいという思いが少しずつ強くなり、現在のアパートに巡り合ったそう。元々の内装を生かした風合いのある小さな本屋をオープンし、いずれはカフェもできたら…と思っていたところ、周囲の声に後押しされて今の形になったと言います。
エッセーや小説を中心に、後藤さんセレクトの新刊と、譲り受けた古書が並ぶ店内は、本を選びに訪れる人はもちろん、カフェスタートをきっかけに来店する人も増えており、それぞれの時間を過ごす、スローな時間が流れているように感じました。

店主・後藤紀子さん。現在も書店で働きながらお店を営んでいます
「タイトルは奇抜に感じますが、とても面白いんですよ」と、オススメの本を選ぶ生き生きとした姿が印象的な後藤さん。「ミシンは触らないの(著/中前結花)」、「置かれた場所であばれたい(著/潮井エムコ)」、「こじらせ男子とお茶をする(著/月と文社)」など、オススメしてもらったものはタイトルから気になる本たちばかり。月ごとのオススメの本など、取り扱う本の情報はInstagramで更新しているので要チェックです。

通り沿いに掲げる看板が目印
『鯛文庫』の意味を聞いてみると「本をきっかけに人と人が「対」話するという意味も込めています」とのこと。後藤さんとの本談義もまた楽しい時間になりそうです。本とコーヒー・紅茶、そして手作りスイーツを楽しみながら、落ち着いた空間の中、ゆっくりと過ごすひとときを…。私も心を満たす1冊を見つけて、“読書の秋”を静かに楽しんでみようと思います!
電話:070-9022-2578
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定※Instagramを確認
駐車場:3台
HP:https://www.instagram.com/tai_bunko/
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