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【駅から徒歩10分圏内のグルメ旅!-牧駅編④-】最後まで飲み干したい! 京風だしが際立つ二八そば
今回は、JR牧駅より“徒歩旅”スタート。

JR牧駅
駅近グルメ・牧駅編③を頼りに花屋までたどり着いたら、小道へと左折。目の前には駐車場、右手には『平和市民公園能楽堂』が見えてくるので右折して進むと、今回の目的地の看板が見えてきます。

『平和市民公園能楽堂』の向かいに店を構えます
ここまで徒歩約7分、今回の目的地『蕎麦Cafe 蕎屋 kyouya』へ到着です。店名の通り、こちらはそばの専門店。昼どきには県内各地から常連客が足しげく通い、にぎわいを見せています。さて、温かい麺から冷たい麺、ミニ天丼とのセット、多彩なメニューにいつものことながら迷ってしまいますが、まだまだ終わらない夏こそ食べたくなる1杯を注文しました。

「冷やかけ梅おろし」1250円。暑さが和らぐまでの期間限定メニュー
例年夏季に登場する「冷やしかけ蕎麦」シリーズ。透き通るつゆは、鹿児島県枕崎産の本枯節や北海道産の昆布、大分県産のシイタケから丁寧にだしを取り、「ユワキヤ醤油」の薄口しょう油を配合した“京風”。店主の鶴田さんが京都の店で食べた味に感銘を受け、その味に近づけるよう研究を重ねに重ね、今の味にたどり着いたそう。だしがしっかりと利いてさっぱりとしているので、最後の一滴まで飲み干せてしまいそうです。

大粒の梅は食べ応えも十分。暑い夏の塩分補給にもなりそう~!
「おろし」、「やまいも」、「海老天」とトッピングもいろいろありますが、特に好評なのはこの「梅おろし」。身が柔らかい大山産の南高梅に特化。さらに大根おろしは時間がたつと辛味が弱くなってしまうため、注文を受けてからおろし器で擦るこだわりよう。京風つゆのさっぱりさと、梅の酸っぱさ、大根おろしの辛さが三位一体となり、何だかスッと爽やかな気分になれました。

1日で30~40食分を用意しています

光の速さで黙々と作業する姿はまさに職人
要となる麺は、国産のそばの実を石臼でひき、毎朝6時頃から手打ちする“二八そば”。コシがありつつも、のど越しがいい麺に仕上げています。ざるそばやぶっかけなどの冷たいそばと、温かいかけそばと、それぞれゆで時間を変えているのもこだわりのひとつです。
営業中は次々と注文が入り、その都度手際よく麺をゆでていく店主の鶴田さん。その傍ら、奥さんがトッピングや薬味などの準備を進めていく、見事なコンビネーションにも目を奪われます。なんとご主人の前職は会社員で、そば打ちは趣味から好きが高じたのだとか。さまざまな店を食べ歩き、40歳半ばにして自身のお店を持つことを決意。「いろいろあったけど、もう12年目だからね」とほほ笑む2人の人柄にお客を引き付ける魅力があるのかもしれません。

「海老天ざる蕎麦」1400円。そばの大盛りは+330円
天ぷらも薬味同様、注文後に衣を作り、さっと揚げていきます。ブラックタイガー2尾に抹茶塩を添えて…これがまたおいしいんです。もちろん、つゆにくぐらせても◎。どちらの食感も楽しめるようにと別皿で提供しています。ざるのつゆは先ほどと打って変わって、辛口のしょう油が際立つキリッとした味わい。これはぜひ飲み比べてみてほしいです!

そば屋の風格とカジュアルな雰囲気が融合する店内

店主の知人が趣味で撮影した風景写真を季節ごとに入れ替えている

笑顔がステキな鶴田さん夫妻
メインはそばながら、「そば茶ぷりん」や「蕎麦がきぜんざい」など手間暇かけた甘味もそろい、白い壁面に洋風なつり下げランプがともる店内、さらには奥さんによるタロットリーディング「OSHO禅タロット」も予約制で随時実施するなど、『蕎麦cafe』とうたう理由が分かります。たくさんの“魅力・味力”が詰まった『蕎屋』へ夏こそ訪れてみませんか?
電話:097-552-7844
営業時間:11:30~15:00※売り切れ次第終了
定休日:月曜※祝日の場合は営業、翌日休み、ほか不定休あり
駐車場:4台※開いていない場合はスタッフに声かけを
HP:https://www.instagram.com/kyouya78447272
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