大分のおいしいネタ、抽出しました。

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今回は、JR高城駅 自由通路北口より“徒歩旅”スタート。

JR高城駅 自由通路北口

この信号を渡り、柳通り方面へ

駅を背にして県道514号の1本横の小道を進みます。国道197号の信号を渡り、3つめの左角に今回の目的地があります。ここまで約6分で到着です。

店の外観。パン屋開業から今月で1周年を迎える

店には2つの看板が大きく掲げられています。元々こちらは『居酒屋 旨香家(うまかや)』として営んでいましたが、昨今の社会情勢の影響もあり、新たなことができないか思案。「居酒屋の味を多くの人に知ってもらい、気軽に楽しんでほしい」との思いから、昼間の時間を利用して、あるものを使ったパンを筆頭に『パン うまかや』を立ち上げました。そのあるものとは…?

右から「つくねパン」、「ぼんじりパン」、「せせり串」、「砂ズリぱん」各194円

あるもの、それは「焼き鳥」!パンの上にのせるでも、はさむでもなく、包むという発想は意外すぎませんか…。居酒屋で人気の焼き鳥をパンに合う味付けに仕上げ、串のまま生地で包み込み、上にはタレやネギ、大葉、レモンなど、それぞれにトッピングされています。その見た目はまさに焼き鳥そのもの。端から端までしっかりと具材があり、パンのもっちり感も味わえる、1度で2度おいしい“焼き鳥パン”が楽しめます。

「焼きそばサンド!?」216円。POPや割りばしにデザインされている、自宅と実家の犬と猫のイラストがかわいらしい

ほかにも居酒屋の味をアレンジしたパンは多くあり、この「焼きそばサンド!?」もそのひとつ。左右のパンの間には、ソース焼きそばと、これまた店定番のせせり肉入り塩焼きそば。パンが主役か、焼きそばが主役か、むしろサンドされているのか…、商品名に“!?”が付いているのにも思わず納得のビジュアルです。

「バケットサンド」各194円

「最近はバケット目当てに来店してくださるお客さんが増えています」とスタッフさん。全粒粉と米粉を使ったバケットは、サクッとした香ばしさともちっとした食感、さらに108円とリーズナブルな価格が特長で、まとめ買いする人も多いのだとか。ホットドッグや野菜サンド、あんことバターが好相性のあんバターなど、バケットをアレンジしたサンドイッチも人気を博しているそうです。こちらは不定期で登場するので、確実にゲットしたい場合は来店前に問い合わせを。

「シーフードカレーぱん」216円。具材も全て手作り

「居酒屋のトースト」各162円は、ピザ風や、きのこグラタン、目玉焼きのせなど、アレンジ自在なラインアップ

入り口すぐの通路に40種類前後のパンが並ぶ。電話での取り置きが可能

総菜系からおやつ系、塩パン、食パンまで、個性的なパンがそろいますが、どれも“手に取りやすい価格帯”と“パンひとつでもおなかいっぱいになるボリューム感”を意識しています。パン屋を始動した当初から変わらぬ信念を追求しているからこそ、このパンのクオリティが実現しているのかもしれません。

「おまかせ串焼き盛り合わせ(5本)」614円、「せせりと砂肝のスタミナ炒め」548円。この料理たちがパンの相棒になっているとは…

昼間に焼き鳥パンを味わったら、夜は『居酒屋 旨香家』で焼き鳥をおともに1杯どうぞ。串や鉄板焼きをはじめ、豊富なメニューがそろいます。居酒屋の営業は17:30~22:00(LO21:30)の2時間制、月曜※祝日の場合は営業。定休日が異なるので注意しましょう。二面性の顔を持つ『うまかや』、ここには昼夜ともに訪れたくなる魅力が詰まっています。

パン うまかや
住所:大分市高松1-7-21
電話:097-576-7815
営業時間:10:00~15:00※売り切れ次第終了
定休日:日・月曜、ほか不定休あり
駐車場:10台
HP:https://www.instagram.com/pan_umakaya
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