大分のおいしいネタ、抽出しました。

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今回は、JR坂ノ市駅より“徒歩旅”スタート。

ロータリー前のオブジェがひときわ目立つJR坂ノ市駅

国道197号方面へ

右折後、「坂ノ市」バス停を通り過ぎたこの信号機が左折地点

駅ロータリーを抜けて国道197号へ向かいます。十字路を右折したら、次の信号機まで直進。左折してしばらく進めば左手に目的地が見えてきますよ。

店の外観。朝から次々に焼きたてパンが並びますが、商品がそろうベストタイミングは10時頃

今回の目的地まで徒歩約5分、“駅近”とは思えないほど閑静な住宅街に佇むパン屋さん『うたたねベーカリー』に到着です。朝7時からオープンしていて、週末にはモーニングパンを求めてファミリーで訪れる人も多いそうです。

店内右側はソフト系パンがずらり

店内左側は食パンやハード系のパンが陳列

本来は「お客さん全員に気持ちよくパンを選んでしてほしい」という思いから、店の外観と店内は写真撮影NGですが、今回は特別に撮影させてもらいました。
水色の壁紙が目を引く、かわいらしい店内には、平日は約40種、週末は約45種のパンが並びます。こちらのベーカリーのこだわりは、北海道産の小麦を中心に使用するほか、マーガリンではなくバターを用いたり、きび砂糖を使ったりと、“体に優しいパン”を心掛けていること。さらに、どのお客さんが訪れても好みのパンが見つかるようにと、菓子パンや総菜パン、ハードパンなど、ジャンルが問わずそろっているのも魅力的です。あれこれと目移りして決められないので、今回は店の“推し”パンをセレクトしてもらいました。

「もっちり食パン」1本460円

開店当初から不動の人気を誇る食パンは、小さめで食べ切りやすいサイズと、とにかく柔らかいのが特徴。生クリームを練り込むことで、柔らかさが際立つのだとか。まずはそのまま、次にトーストして、いろんな食べ方で味わってください。食感をダイレクトに感じられるはず。購入するときはスタッフが取ってくれますよ。

左から「レトロバケット」、「北海道小麦のバケット」1本各280円

「ハードパンの種類が多いのは、僕が好きだからなんです」と話す、オーナーの甲斐涼太さん。その中でも特におすすめなのは、産地の異なる小麦を使用した「バケット」。使う小麦によって味や香りが全くもって変わるといい、こちらでは作り方も変えているそうです。

見た目の違いもこの通り

フランス産小麦を使用した「レトロバケット」は低温で20時間発酵させることにより、パリパリの食感と小麦の豊かな香りが楽しめます。ハムやチーズなど食事系の具材との相性もバッチリ。一方、北海道産小麦を使用した「北海道小麦のバケット」は少し甘めで、日本人になじみ深いシンプルな味。違いを知ると、食べ比べしたくなりますね。

「くるみとレーズンのぜいたくフランス」280円。新商品のため、お試し価格で販売中

バケットをベースにアレンジしたパンも多く、先月中旬に新商品として登場した「くるみとレーズンのぜいたくフランス」は、クルミとレーズンをパン全体の約4割も詰め込んだ一品。ハード系と聞くと、堅くて食べ応えのあるイメージがあったのですが、このパンは水分量がかなり高く作られているので、外はカリッと中はモチッとした食感が生まれます。ハード系の概念を覆すモチモチさに加え、クルミの香ばしさとレーズンの風味が合わさり、クセになる味わいです。

「全粒粉メロンパン」180円

ソフト系パンで好評な「全粒粉メロンパン」は、卵とバターをたっぷりと使ったブリオッシュ生地に、全粒粉入りの生地を皮部分にかぶせて焼き上げています。一口食べると「こんなにふわふわなメロンパンは初めて!」と思わせるほど、ふわっふわな口当たりに驚きが隠せません。シンプルながら全粒粉の香ばしさもしっかりと感じられ、老若男女問わず愛されているというのにも納得です。

オーナーの甲斐涼太さん、栞さん夫妻

『うたたねベーカリー』は、長年大手パン業界で働いていたという涼太さんと栞さんの夫婦二人三脚で営んでいます。「オススメのパンとともに1枚撮らせてください!」というリクエストにも快く応じてくれる、穏やかな雰囲気のふたりが手にしているのは、メロンパンにも使われているブリオッシュ生地の「ブリオッシュオレンジ」1個110円、「いちじくホワイトチョコフランス」250円、「ふんわりレーズンれんにゅうバターサンド」200円、「チョリソーマスタード」260円。種類は日替わりが登場したり、季節によって変わったりすることもあるので、訪れる楽しみになりますね。
そして、ここで朗報!毎月の最終土・日曜は「うたたねフランスパンの日」として、フランスパンやハード系パンが全品20円引きになるイベントを開催しています。「普段はあまりハード系パンを選ばない人でも、食べるきっかけになれば」と考えて始めた企画。この機会にいろいろと選んでみて、お気に入りを見つけてみましょう。

店内に飾られているイラストは、イメージキャラクターをベースに空叶論(くうとろん)さんが描いたもの。インスタグラム(@sora08803)でも一部公開中

イメージキャラクターのクマがすやすやと寝ている姿がまた愛らしい

「パン屋さんがあるのを知らなかったという人が多いので、もっとこのパン屋を知ってもらいたい」との思いを抱き、来月で早2周年を迎える『うたたねベーカリー』では、アニバーサリーキャンペーンを開催予定。詳細はインスタグラムで公開予定ですが、こそっと伺ったところ、店内に飾られている「空叶論(くうとろん)」さんが描くイラストのエコバッグを予定しているのだとか。イラストもしかり、店内の至るところに飾られているパンにまつわる雑貨にも癒やしをもらえるベーカリーの今後にも注目です。

うたたねベーカリー
住所:大分市坂ノ市中央3-15-30
電話:097-511-9715
営業時間:7:00~17:00※売り切れ次第終了
定休日:火・水曜
駐車場:6台
HP:https://www.instagram.com/utatane_bakery/
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