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オーナーの小久保淳さんと、奥さんの亜紀さん

 

県道23号を中津方面へ。インダストリアルな外壁が印象的なお店で、グリーンショップの『アルブルの森』と、ヨーロッパアンティークなどを扱うライフスタイルショップの『comichi』です。

 

どちらも、オーナーの小久保淳さんと亜紀さんがご夫婦で経営。店内には、どちらもアンティーク家具が配され落ち着いた雰囲気の中、ゆるりとした時間を過ごすことができます。

 

入って右が「アルブルの森」、左が「comichi」

 

小久保淳さん。今回、『アルブルの森』と『comichi』を立ち上げた

 

店を開くきっかけとなったのが、淳さんの病気。4年前に発覚したというこの病気は、「メージュ症候群」という脳の不調による進行性の難病。「実は今、左目はほぼ見えていない状態で、ふらつくこともあります」。医者に病気は治ることはないと診断された淳さんだったが、「無駄な経験など何一つない。一度きりの人生。これからは自分が好きなことをやっていこう」と決意。その思いがこの店を立ち上げるきっかけになったのだとか。

 

オーナー夫婦に導かれ、まずは、ライフスタイルショップ『comichi』へ。扉を開くと、天井からいくつも吊り下げられたレトロな照明や、年代物の食器、時計、雰囲気ある洋書など、アンティーク雑貨がひしめくエレガントな店内が目を引きます。

 

長い年月を経て生まれる独特の風合いのアイテムは、様々な魅力に溢れていて、その一つひとつの佇まいには、洗練された美しさが宿っています。フランスやイギリス、イタリア、ベルギーなどヨーロッパを中心に集められたアイテムは、レアなものも多く、それぞれのアイテムには、それぞれのストーリーがあるのが面白い! 長い年月を経て生まれる独特の風合い、クラシカルなデザインはそれぞれに魅力が詰まっています。アンティークアイテムはまさに一期一会。モノがたくさん溢れている今の時代だからこそ、モノを大切にしたいですよね。

 

眺めているだけでうっとりとする店内のディスプレイ。時を超えて私たちを出迎えてくれます

 

外国に輸出されたアールデコ・デザインの「オールド・ノリタケ」、ユナイテッド・キングダムの食器など珍しいものも多い

 

ビンテージ感漂うユニークな照明なども。フィラメントを変えたLED仕様のものもあり

 

ヨーロッパを中心にした切手(10枚100円)やフランスのレシートなども。それぞれ違うので宝探し気分でお気に入りを探してみて

 

続いて、お隣りのグリーンショップ『アルブルの森』へ。見渡せば珍しい観葉植物やドライフラワーなどもいっぱい! グリーンに合わせて鉢もセレクトされているので、インテリアやギフトにも重宝しそうですね。店名の「アルブル」とはフランス語で”大樹”の意味。この地に根を張って、枝を伸ばし、葉を蓄え、成長していきたいとの思いを込めて名付けたんだとか。

 

笑顔が素敵な『アルブルの森』の店長・藤澤ゆみさん

 

店内にはガーデン雑貨なども販売している

 

インテリアアイテムとしても人気の高い「コウモリラン」

 

珍しい塊根植物なども。写真左は人気の「マハラジャ」3960円、右のサボテンは2970円

 

「自分のペースでゆっくりやっていきたいですね」と笑う小久保夫婦

 

「買い付けなどもあり、不定で休むことも多いので、Instagramを見てから来てもらえば」と淳さん。大分にこんな場所があったのか!と思うくらい究極の癒やしがここにはあります。

 

comichi(コミチ)・アルブルの森
住所:中津市鍋島829-1
電話:なし
営業時間:10:00~15:30
定休日:水・木・日曜 ※第一・第三日曜は営業、Instagramをチェック
駐車場:共有P利用
HP:https://www.instagram.com/comichi_shop/
https://www.instagram.com/arbre_no_mori/

 

<キーワード>
中津市/アンティーク/雑貨/グリーン/観葉植物/インテリア/ガーデン/照明/食器

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