大分のおいしいネタ、抽出しました。

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1.昭和の大衆食堂で雰囲気まで味わう/寶屋(日田市元町)

日田チャンポン(中)800円。スッキリ味の澄んだスープが特徴。約10種類の具はシャキッとして、食べ進めれば体が温まる

JR日田駅に隣接する大衆食堂。昭和の香りが漂う店内で、多くの人が啜(すす)っているのが「日田チャンポン」です。人気の秘密はあっさり味。いりこだしがベースの醤油スープは、体にも心にもじんわり染み渡るおいしさ。胃袋と相談してサイズが選べることも喜ばれています。

昔からの味を受け継ぎながら、お客さんを飽きさせないメニューを繰り出す店主の佐々木美徳さん

最近評判なのが手のひらサイズの「特大ビーフコロッケ」1個190円。(テイクアウトの場合180円)。1日限定50個

定番を食べたら次は辛味噌と豆板醤を効かせた「辛味チャンポン」や、鶏ガラ豚骨スープがベースの「みそチャンポン」もどうぞ。店主のきまぐれで、週替わりのランチにも変わり種チャンポンが登場するとか。こちらもお楽しみに。

JR日田駅のそばにあり、地元の人をはじめ観光客でもにぎわう。遠方から帰省時に、ここの味を楽しみにしている人も多いという

創業から90年を数える老舗。メニューは麺、定食、刺し身やサイコロステーキに宴会料理まで100種類を超えるという懐の深さ

寳屋(たからや)
住所:日田市元町13-1
電話:0973-24-4366
営業時間:11:00〜LO21:00
定休日:不定
駐車場:18台

2. 野菜の山がそびえる!店主の愛情ちゃんぽん/宝来軒(大分市中戸次)

国道10号沿い、戸次ドライブインの道向かいにある店

現在の店舗で約30年。家族と、仲間と、気軽に立ち寄れる雰囲気

今年で創業50周年。現在は3代目のご夫婦が営む『宝来軒』は、腹の虫も大喜びする盛りの良さと納得の価格がウリ。平日はサラリーマン、週末は家族連れで賑わっています。

笑顔で優しい、店主の奥山光治さんと妻の恵美さんが二人三脚で営む

量は多いが、どんどん箸が進む「特製チャンポン」770円。「食べきれない」と思う人は量の相談も可

盛りの良さには「お腹いっぱい食べてほしい」という愛情を感じる

特に豪快なのが「特製チャンポン」。キャベツとモヤシが多めの具はまさに“山盛り”ですが、シャッキリ感を残しつつよく炒めているので食べやすく、豚骨ベースのスープにも野菜の甘みがたっぷりと溶け込んでいます。具に対して麺の量は控えめ。人気の「焼きめし」などと一緒に、数人で分け合うのもおすすめです。

20時間かけて釜で炊くスープ、麺、チャーシュー、すべて手作りの「ヤキブタラーメン」820円も大人気

宝来軒(ほうらいけん)
住所:大分市中戸次1261-68
電話:097-597-2278
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜20:00
定休日:月曜
駐車場:4台※店舗裏にもPあり

3.海を眺めながら食べるこれぞ王道の味/レストランフェリー(佐伯市葛港)

現在運航休止中の『宿毛フェリー』だが、乗り場で営むレストランは元気に営業中

豊かなダシの風味に、ほんのりコショウの効いた王道スープ。そしてたっぷりの具に縮れのないソフトな中華麺。正統派のちゃんぽんが食べたいときにおすすめなのが、ここ『レストランフェリー』の1杯です。

「チャンポン」680円。豚肉、イカ、カマボコや野菜などたくさんの具がうれしい。鶏ガラや昆布などから煮出すスープはあっさり中華味

どの席からも海を望む明るい店内。のんびりくつろげる広さも心地良い

佐伯港の突端に建つフェリー乗り場の一角。港ののどかな風景を眺めながら、麺類から定食までさまざまなメニューを扱っています。ちゃんぽんは単品のほかに、ご飯や焼き飯が付くお得なセットも。海の街らしい「シーフードちゃんぽん」もぜひお試しを。

タレがさらっとして特徴的な「チキン南蛮定食」920円も人気。各種定食、麺類のほか海鮮丼やごまだしうどんなど、佐伯の郷土料理も食べられる

約40年この店を切り盛りしてきた山崎友子さん(左)と看板娘の皆さん

レストランフェリー
住所:佐伯市葛港1-1 宿毛フェリー佐伯のりば内
電話:0977-22-7811
営業時間:11:00〜14:30/18:00〜20:30(LO20:00)
定休日:なし
駐車場:フェリーのりばP利用

4.路地裏の名店で啜(すす)る懐かしいラーメンのような一杯/玉八(別府市北浜)

北浜通りから駅前通りに抜ける別府らしい路地裏。駅前通りからは『大陸ラーメン』の角を曲がってすぐ

創業は昭和28年(1953年)。2代目の岩永修さんが、年季の入った中華鍋で腕をふるう。ちゃんぽんも先代のレシピで

別府・北浜の路地裏に佇(たたず)む鄙(ひな)びた名店。ここで出合えるのは、ちょっと珍しいちゃんぽんです。

「ちゃんぽん」750円。こってりしていそうで、実はあっさり味の豚骨スープ。具のシイタケの風味もいい

ちゃんぽんは、開店当初からお品書きにあったと伝わっている

じっくり炊き出したスープは豚骨ベース。麺は細麺で、まるで豚骨ラーメンのよう。コクがありながらすっきりした後味なのは、仕上げに炒めた具をスープで煮込んでいるからだとか。具材にはスープの旨みが、スープには野菜の旨みがよくなじみ、やみつきになるおいしさです。卓上の紅しょうがを加えても、いいアクセントに。「焼きめし」を合わせるのもいいし、白いご飯とも好相性です。

テーブルと小上がりが少しずつ並ぶ。隠れ家的な雰囲気と、ご夫婦で営む温かな空気感がファンを掴んで離さない

ラーメンやちゃんぽんと一緒に頼む人が多いという「焼きめし」750円。しっかりと焼くように炒めて旨みを封じ込めている

玉八(たまはち)
住所:別府市北浜1-9-4
電話:0977-23-2469
営業時間:11:30〜19:30
定休日:日曜
駐車場:なし

5. 城下町の老舗でいただく「竹田ちゃんぽん」/ひらた食堂(竹田市竹田町)

「チャンポン」700円。鶏ガラベースのスープは、飲み干したくなるやさしい味わい

城下町の一角にあり続ける老舗。学割メニューがあるため、腹ペコな学生たちも足繁く訪れる

ご当地グルメとして地元の人たちから支持される「竹田ちゃんぽん」ですが、その代表的な店といえばこちら。ご主人が毎日、店で手打ちするもっちり麺に地元産野菜、そして鶏ガラでダシをとった滋味溢れるスープが特徴です。麺は少なめで、野菜が多めとヘルシー志向なのが女性にもうれしいところ。具にはアサリやイカ、エビの魚介と豚肉に、コーンが加わっているのも竹田らしいですね。

チャンポンが有名な店だが定食や麺類、カレーまでメニューがずらり。県外からもファンが通う

夫婦でお店を継いで約40年。地元の伝統的なイベントにも尽力してきたお二人

大正時代に城下町でオープンした老舗。真摯なご主人と明るい奥さんの人柄にも触れながら、心温まるひとときを。

チャンポン麺はご主人の手打ち。丁寧に打つ麺は細めで、スープをほどよく吸ってもっちり食感に

「チャンポン」と一緒に、「とり天」500円もどうぞ

ひらた食堂
住所:竹田市竹田町537
電話:090-5289-9979
営業時間:10:00〜16:00※売り切れ次第終了
定休日:不定
駐車場:1台
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ちゃんぽん/ランチ/お昼ごはん

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