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1. 日本屈指の映画監督が、別府を舞台に映画を撮影

右から齋藤工監督、『別府ブルーバード劇場』岡村照館長、主演の安部賢一さん

別府短編映画プロジェクトは、別府市を舞台に日本屈指の映画監督がリレー方式で、それぞれのオリジナル短編映画を制作するプロジェクト。昭和24年創業の『別府ブルーバード劇場』の館長、岡村照さんを支援しようと、有志が集まり映画制作を行っています。
同プロジェクトの条件は、オール別府ロケ、そして地元の人々と協力し合いながら撮影をするということ。

温泉の魅力あふれる別府のまち、そして小さな映画館を再び元気づけるため、パワフルな映画が続々と生まれています!

現在公開中なのが、齋藤工監督が手掛けた「ふちいし」。

あることがきっかけで自分のキャリアを棒に振ることになったジャーナリスト(安部賢一)は、故郷である別府に帰るため、大分空港に降り立つ。失意の中で過ごす故郷の日々、人に触れ、自分に触れ、湯に触れて、男は少しずつ生きる希望を見出していくという、1人の男の再生の物語だ。

別府短編映画制作プロジェクトの第3作品目を手掛けた齋藤工監督

「照館長を愛しているので、制作のオファーを受けない理由がない。別府は街一帯がアートなので、どこ切り取っても絵になります。旅行者も気軽に観てほしいし、外国人にも楽しんでほしいので、英語字幕も付けました」と齋藤監督。敬愛する“照ちゃん”も作品の中で登場。別府への愛、劇場への愛、照ちゃんへの愛が溢れる作品となっています。

主演を務める安部賢一さんは大分県出身。「自分が大分出身なので、エキストラの方々が大分弁を話すとつい、大分弁になります。温泉も食も堪能しながら撮影して、常にあったかい気持ちで撮影は進んでいきました」と笑顔で撮影当時を振り返っていました。

2.第5作目の監督は、チュートリアル・徳井義実さん

5月17日に開かれた短編映画制作記者会見の様子

先日5作目となる短編映画「喝采は聞こえない」の制作記者会見を行ったのが、お笑い芸人・チュートリアルの徳井義実監督だ。

本作は、脚本や撮影、監督、編集まで手掛ける。最初にオファーがあったのは2020年半ば。
「ロケハンにも2度訪れたが、ロケハンといえども旅行気分で、別府を堪能できた。街の居心地の良さにハマりました。別府には、磁場的な科学では測れない何かがある」。

主人公は、別府の劇団に所属する30代の女優。彼女がそれまで歩んできた人生をあきらめ、次に切り替える姿を描いた作品だという。 徳井さんは「人間が一番怖いのは、今までやってきたことが無駄だったと分かること。一生に一度の人生、切り替えて新しい一歩を踏み出す人を応援する映画にしたい。テーマは、人生諦めエンターテイメント…俺が言うとグッとくるでしょ!?(笑)」。主演は福岡を中心に活動するガールズユニット「トキヲイキル」の岸田麻佑が務める。
映画には市民200人のエキストラが登場。「別府公会堂で撮影したのですが、地元の人たちが協力的で。なんの指示をしなくても盛り上がってくれてありがたかった」と笑顔で語った。

制作に注力する一方で、『一力』の焼肉や『パプリカ』のカレー、『火鍋にしだ』の火鍋など、別府のグルメも堪能。「今回別府に関わったことで、別府がとても好きになってしまいましたので、もしかしたら老後お世話になるかも分かりません。そのとき街で見かけたら…なんかください。よろしくお願いします」と締めくくった。
短編映画「喝采は聞こえない」は、来年中の公開を目指す。

3.次々に作品が公開される短編映画! 吉本新喜劇も笑いで別府を元気にする

2月に行われた制作記者会見の様子。左から島田珠代さん、吉田裕さん、松浦真也さん、烏川耕一さん、菊池真琴監督

第1作品⽬の⼟屋哲彦監督が⼿掛けた「惡党と物書き」からスタートし、第2作品⽬の「怪獣の湯⼤怪獣ブゴン」は⽥⼝清隆監督、第3作品⽬は、斎藤⼯監督の「ふちいし」と、名だたる映画監督が作品を発表している今回のプロジェクト。
そして4作品目は、菊池真琴監督がメガホンをとり、吉本新喜劇のメンバーが出演!借金取りの男が大分に来て人に出会い、優しい心を取り戻すヒューマンコメディとなるようで、こちらも今から公開が楽しみだ。

4. 7月には「第 1 回別府短編映画祭」の開催も

7 月 20 日(木)~23 日(日)には、『別府ブルーバード劇場』および、『べ っぷ駅市場』を中心に、「第 1 回別府短編映画祭」を開催予定。

短編映画の名作を約 20 本上映し、監督やキャストのトークショーを行う予定。かつて「別府の台所」と呼ばれた昭和レトロな『べっぷ駅市場』では、「線路シタの夜市」を開催。映画を観て街をぶらぶら歩く、そんな町全体が舞台となった映画祭となるようです。全国の皆様から短編映画作品も募集。大分出身の方の作品や、大分を舞台にした作品の応募を受け付けているので気になる人はご応募を(締切~7/2(日))。

募集はコチラ

これからも続々映画が作られるらしいので、乞うご期待。上映のスケジュールなどはHPなどで、チェックをしてみて。

別府短編映画制作プロジェクト

問い合わせ:070-9007-6993(別府短編映画制作実行委員会)
HP:https://beppu-tanpeneiga.com/ (別府短編映画プロジェクト)
HP:https://www.beppu-bluebird.info/ (別府ブルーバード劇場)

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