大分のおいしいネタ、抽出しました。

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やってきたのはJR別府駅北側の高架下にある『べっぷ駅市場』。食材や総菜、生活用品などのお店が軒を連ねる、レトロ感漂う商店街です。こちらに4月から新たに店舗を構えたのが佐伯市のパン屋さん『ベーカリーフクミミ』です。

入り口から少し進んだ右手にお店があります

揚げパンの幟が目印

『ベーカリーフクミミ』の母体は給食パンを製造する『山之内食品』。佐伯のお店でも実際に学校給食で食べられているコッペパンで作った揚げパンなどを販売しています。砂糖やきなこをまぶしたスタンダードな揚げパン以外にも、フレーバーを増やし、トッピングにチョコや生クリームをトッピングしたものなど多様な揚げパンを提供しているのだそう。カレーパンや生クリームメロンパンなども取り扱っており、最近では移動販売車で佐伯市や津久見市のあちこちに出向いて精力的にパンを販売しているそうですよ。

こちらは本店となる佐伯市の『ベーカリーフクミミ』

社長の山之内幸祐さんが『べっぷ駅市場』を訪れた際、「商店街の雰囲気が、昔懐かしい揚げパンにマッチしている!」と出店を決意。別府店で扱うのは5種類の揚げパンのみですが、佐伯のお店と同じく、学校給食に出しているコッペパンを使った“揚げたて・アツアツ”の揚げパンが食べられるんです。「揚げたての揚げパン」を食べるのって初めてかも…!

揚げパンは全部で5種類。価格はすべて150円と良心的

メニューは「砂糖」「きな粉」「シナモン」「ココア」の4種類のほか、「キャラメル」「黒糖しょうが」「抹茶ミルク」「あずき」「よもぎ」の5種類のうち1種類をサイクルで週替わりメニューとして提供しています。取材した日は「キャラメル」がラインアップされていましたが、すべて気になる…!

週替わりの「キャラメル」。週替わりメニューは毎週木曜に入れ替わるんだそう

紙の袋に入れて渡してくれるので、その場でガブリと味わって!

190度の高温でカラリと揚げたパンは、表面はサックリ、中はふんわりとした食感。キャラメルのあまっじょっぱさがパンとよく合います。揚げたてはフワフワ感が強く、パンとキャラメルパウダーの香りが辺りいっぱいに立ちのぼって幸せな気分に。口の周りが粉だらけになっちゃうのも子どもに戻ったみたいでなんだか楽しく、パンの底部分のサクサク感もたまりません!

油に入れるとパンがゆっくりと膨らんできます

普通のパンなら焼きたてが1番ですが、揚げパンは少し時間をおいたパンの方が油を吸いすぎず、サックリと揚がるんだそうですよ。普段買い物に訪れる年配の方が「懐かしい」と買っていくほか、おやつに利用する学校帰りの学生さんも多いそうです。「このまえは1つ食べたあとに『おかわり』と、もう1つ買いに来てくれた子がいたんですよ。若い子にもおいしいと思ってもらえてるみたいで安心しました」とスタッフさんが嬉しそうに教えてくれました。

手前の右から時計周りに「ココア」「シナモン」「砂糖」「きな粉」。1番人気は「きな粉」なのだそう

土曜日のみ「黒糖ラスク」250円が登場するそうなので、こちらも要チェックです。なお、高架下の耐震工事のため、ここでの出店は7月末までの予定。半年ほどの工事期間を経て、2022年3月の再オープンを目指しているとのことです。ホームページやインスタグラムでもお知らせするそうなので、再オープンの進捗はそちらでご確認を。工事に入るまでの間にぜひ“懐かしい味”を体感してみてくださいね!

ベーカリーフクミミ別府店
住所:別府市駅前本町6-22 50200区画
電話:なし
営業時間:10:00~17:00、土・日曜~16:00
定休日:火・水曜
駐車場:べっぷ駅市場共有P利用(40分無料)
HP:https://www.instagram.com/bakeryfukumimi/
<キーワード>
揚げパン/手土産/テイクアウト/別府/おでかけ/おやつ/

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