大分のおいしいネタ、抽出しました。

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「おじいちゃんひとりで頑張ってます!!」

一度見たら忘れない(笑)インパクトがあるこのチラシ。おじいちゃんひとりで頑張っている駐車場の名前は「こもれび駐車場」

こちらが「こもれび駐車場」の入口。

大分、別府方面から車を走らせ、大分空港に入る交差点を通り過ぎて300メートル程、車を走らせると右側に見えて来ます。

この方が「ひとりで頑張っているおじいちゃん」

代表の前田定利さんです。

前田さんは国見町出身。25歳の時に福岡県で工務店の代表になり、63歳まで社長をつとめていました。

ところが63歳の時に脳梗塞、その翌年には心筋梗塞で倒れ病院へ運ばれます。

「その時、私は心肺停止でもう死んでたの。死亡診断書も用意していて病院の冷たいベッドに寝てた。その時、肛門からウンチが漏れたみたいで看護師さんがそれを洗ってくれて、掃除機みたいなやつで吸ってくれて拭いている時にひとりの看護師さんが脈が動いていることに気づいて”脈が動いてます!”ってそこかは生き帰って来たの。ただ、もう死んでいたから、死亡診断書も用意されていたし、背中にドライアイスがたくさん敷いてあってそれで火傷して入院が30日長引いた(笑)でも、本当に脈が動いていることを見つけてくれた看護師さん、蘇生してくれたお医者さんのおかげなんです」

前田さんはそれまで稼ぐこと、出世することばかり考えていたそうなのですが、その臨死体験のあとから全く稼ぐことに興味がなくなり

「生きた証を残したい!」

と考えるようになったそうです

その思いの根源は40歳の時にホームステイ先のアメリカで出会った女性。

突然「前田さん、生まれてきてよかったですか?」と問われ、その時は「?」だった前田さん。

翌日、ディズニーランドに連れて行かれ、そこでウォルト・ディズニーの「世界中の子どもたちが楽しめる場所を作り、差別や戦争をなくす」という思いを知り、その思いに感銘し、自分も何か生きた証を残したい!と思ったそうです。

そこから前田さんは20年間、毎年、ディズニーランドに通ったそうです。

70歳で「こもれび駐車場」をオープン!敷地に入ったら車から降りず、ドライブスルーで受付完了!とっても便利。

「生きた証を残したい!」地元に戻った前田さんは土地を買い取り、山を切り開き「こもれび駐車場」が誕生します。

伐採した木で作った事務所。

「うちはね、1日300円だけど、1カ月以上駐車場しても5000円なの。それ以上はもらわない」と前田さん。

そしてさらに都会は人口が多いので、冠婚葬祭で都会に行く場合は長引くこともあるのですが、その場合の追加料金もいただかないそうです。

大分空港⇆こもれび駐車場の移動は車で送迎してくれます。しかもありがたいことに無料!

そして、大分空港まで前田さんとおしゃべりしながら向かいます。

大分空港までは約3分。

「このほんの3分の送迎の時間が大好き。若い人から御年配の方までいろんな方とたくさん話をするんだけど、みんなおもしろいよー!」と前田さん。

そんな前田さんは駐車場だけではなく
「もっと地元をなんとかせんといけん!」と思っています。

「空港に夜到着する人もいるのに、ご飯を食べるところもないんよ、みんなお腹空かせて帰るのも大変やろ?」と前田さん。

なんと、今月、駐車場の敷地内にラーメン屋さんをオープンさせる予定なんです。

なんと!近日中には敷地内にラーメン屋さんをオープン!!

これで、車で家まで帰るまでの腹ごしらえもバッチリです♡

チラシの裏は領収書

受付の際にこちらの領収書兼チラシを必ず渡しています。よーく、読んでくださいね。

現在78歳とは思えないほどパワフルな前田さん

みなさん、大分空港を利用される際は旅の思い出のひとつになりますので、ぜひ、こもれび駐車場をご利用ください♪

こもれび駐車場
住所:国東市武蔵町糸原3507-1
電話:070-7587-3729
営業時間 :9:00〜19:00
駐車台数:430台
HP:https://www.tenkuunoyakata-oita.com/
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