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一足お先に秋をお届け!ススキの散歩道を散策し、森の中で和栗のモンブランを堪能【癒やしのスイーツ散歩⑧】
この記事の目次
ススキの散歩道
大分市から車で1時間程、やまなみハイウェイを気持ちよく走った先に
『タデ原(わら)湿原』はあります。長者原ビジターセンターの駐車場に車を停めて、散策に出かけます。
タデ原湿原周辺には、3つの散策ルートがあります。今回は気軽に楽しめる「タデ原絶景コース」を選択。1周約800メートルのコースは木道が整備されていて、車いすの方も安心して散策できます。
途中には大きなベンチがあります。座ってのんびりと景色を眺めながら休憩できる。なんて贅沢なんでしょう。
タデ原湿原の魅力は、なんといっても雄大な自然を感じられること。四季折々の景色が楽しめます。くじゅう連山に囲まれ、ススキの中を駆け抜けていく風の音、虫の声。癒やされます。
取材日はススキの穂が膨らみかけ、風に揺られて美しく輝いていました。例年、9月下旬から11月中旬が見頃となります。秋が深まっていくのが楽しみですね。
ススキや珍しい草花など、ついつい持って帰りたくなってしまいますが、採取は禁止。野焼きによって湿原が維持され、希少な植物や動物・昆虫が生息しています。いつまでもこの美しい環境を守っていきたいですね。
長者原ビジターセンター内には、長者原の自然を解説した展示物がたくさんあります。見学するとさらに楽しめそうです。
散策してお腹もすいてきたところで、次の目的地へ向かいます。
森の中にあるカフェ
タデ原湿原から車で約20分、『森のカフェテリア11区』さんへ到着。やまなみハイウェイを走っていると看板があるので、迷うことはありません。
車で進んでいくと、お店が見えてきました。お名前通り、木々が生い茂る森の中にあります。お店の周囲を歩いているだけで、森林浴ができてしまうほどです。
森の中には野鳥がたくさんいます。中には人に慣れた野鳥も。取材中にお会いしてお客様の手にちょこんと座る姿は、とてもかわいらしく癒やされました。運が良ければ会えるかもしれませんね。
ピザ職人のご主人と、パティシエの奥様の足達さんご夫婦が営むお店は、内装から建物まで、全てご主人の手作りというから驚きです。「森の状態で土地を買って、そこから木を切って、建物を作って。全て自分で作りました。やってないのは電気の配線くらいですね。」と、笑って話すご主人。ほとんど廃材でできているのだとか。いろいろな方が廃材を持って来てくださるそうで「作るものを決めて材料を集めるのでなく、もらった廃材から作るものを決めている」そうです。ここまで作り上げるのに11年。この素敵な空間は、いろいろな方の優しさでできているのですね。
ご主人手作りの立派なピザ窯。イートインはもちろん、テイクアウトもできます。お隣のキャンプ場『CAMP×WOODS』さんを利用しているキャンパーさんのテイクアウトが多いのだとか。キャンプで焼きたてのピザが食べられるなんて、なんて幸せなことでしょう!
お子さんも楽しいキッズルーム。最大10名ほど入れます。予約も可能。グループで気兼ねなく利用できます。
ワンちゃんと一緒に過ごすことができる席もあります。週末には近くの「森のドックラン枝瑠風」さんを利用した方でにぎわうそうです。
カフェを利用した方は、アスレチックが使えます。森の中で思い切り身体を動かして、お子さんも大満足できるはずです。
美しい和栗のモンブラン
さて、お待ちかねのスイーツタイム。こちらは11月末までの期間限定の「和栗のモンブラン」。美しくて食べるのがもったいないくらいです。栗を食べると、一気に秋を感じます。人気になること間違いなし!気になった方はお早めに。
季節限定のパフェもあります。旬のフルーツを使ったパフェは大人気だそう。時期によってメニューが変わるので、『森のカフェテリア11区』さんのインスタをチェックしてみてください。
焼き菓子も充実しています。お土産や自分へのご褒美にも。ホールケーキのテイクアウトもできます。
素敵な空間で過ごす午後のひとときは、心身ともにリフレッシュでき、また明日からもがんばろう!と思えました。本日の癒やしチャージ完了!次回も癒やしを求めて、散歩に出かけます。
電話:090-1161-1776
営業時間:11:00~17:00
営業日:土・日・月曜、祝日
駐車場:5台※ほか共有Pあり
HP:https://pizzasweets11.storeinfo.jp/
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