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【おでかけランチvol.52】驚きの連続!? 新鮮な地魚が回る、国東の回転寿司店に初潜入
大分空港道路を出て海沿いを2分ほど走ると、店名を冠した看板が見えてくる。今回訪れたのは、塩屋海岸沿いにある回転寿司店『大漁寿司』。一言に回転寿司といっても、ここで回る寿司は一味違うのだそう。一体何がそんなに違うというのか、この目で見てみないことには分からない。早速入店することにしよう。

国道213号線沿いにあるお店
席についてすぐに納得。およそ回転寿司ではお目にかかることのできない新鮮な地魚が、次から次へと流れてくるのだ。メバルにホウボウ、地タコ、関あじ・関さば、イシダイに城下カレイ…etc。当然のように流れてくる珍しい寿司たちを眺めながらあっけにとられていると、「流れているものは110円~、注文すれば330円~!」と力のある声が店内に響く。この店を営む店主・北里律雄さんだ。そう、ここの魅力は地魚の寿司が回っていることだけではない。流れている寿司であれば、そのほとんどが110円で食べられるのだ。

多くの寿司が回っているものは110円。注文すれば330~550円程
「冷凍の養殖ものは、一度解凍したらすぐに使い切らなければならない。管理さえしっかりすれば、地魚のほうがロスを減らせる。」と北里さん。ただ太っ腹なだけではない、これまで培ってきた魚への深い理解と愛が、この画期的なシステムを生み出し、リーズナブルな価格での提供を可能にしている。

「貝汁」110円など、サイドメニューもリーズナブル
季節によって旬はあるが、今回オススメしてくれたのは「ホウボウ」と「アコウ」。煮付けで食べることも多いホウボウだが、さっぱりとした白身魚の甘さが際立ち、生でも想像以上においしい。高級魚のアコウは程よくのった脂と甘みのバランスが良く、繊細な食感がクセになる一皿。これらも流れているものであれば110円というから驚きだ。

「ホウボウ」110円、「アコウ」110円※流れている場合
国東市武蔵町で約10年、前身の回転寿司店を経営した後、ここ安岐町に店を構え、さらに10年。当初は冷凍ものも扱っていたが、結局今のスタイルに落ち着いたそう。北里さんの天然物へのこだわりがこれでもかと詰まった回転寿司店は、時代の変化とともに進化を重ね、長く愛される店として今日も営業を続けている。
ランチ/おでかけ/国東/ドライブ
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