大分のおいしいネタ、抽出しました。

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湯の花小屋や湯けむりなど、風情ある街並みが広がる明礬温泉を抜けた少し先に、海外リゾートを彷彿とさせる施設が見えてきました。やって来たのは、2019年8月にオープンした『ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ』。

 

笑顔の素敵なベルマンに案内され、ロビーに足を踏み入れると、竹のオブジェや別府石が壁面にあしらわれた開放的な空間が出迎えてくれました。建物のコンセプトは、「自然の中のホテル」。エントランス正面はガラス張りになっていて、別府の町並みと別府湾が一望できます。いやー、この景色を拝めるだけで、なんか、もう胸がいっぱい!

おおいたメイドな作品が随所に散りばめられたロビーラウンジ(ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパからの提供写真)

 

全89室ある4階建てのホテルには、日帰りでも利用できるさまざまな施設が備わっているそう。ディナーが始まるまでの間、少し館内を巡らせてもらうことに。

 

ロビーラウンジフロアには、アフタヌーンティーが人気の「ザ・ラウンジ」や、シンガポールの紅茶ブランド「TWG Tea」のオリジナルティーなどを販売するブティックがあり、ゲストが思い思いの時間を過ごしていました。

 

別の階には、絶景が拝めるインフィニティプールとそこに併設するモダンなラウンジスペース「アクア」。さらには、2種類の内風呂、露天風呂を完備した温泉や極上のスパ空間など。ストーリーやこだわりが詰まった施設の数々に、ため息がとまりません。こうした空間に浸っているだけで、感性が磨かれそう…!

インフィニティプールに併設する「アクア」。ヴィンテージのオールホーンスピーカー「パラゴン」から流れるBGMも心地いい

 

館内を一周する頃には、陽も落ちはじめ、さらにラグジュアリーなムードに。ディナーの開始時間が近づいてきたので、4階のレストラン&バーフロアへと移動し、本日お料理をいただく「アトリエ」へと向かいました。

4階フロアは、カウンターでフルコースを楽しむ「アトリエ」と、オールデイダイニングの「エレメンツ」、オーセンティックな雰囲気の「ザ・バー」の3つで構成されています

 

今回、私が参加したのは、様々な分野のスペシャリストを招き、食やスパの知見を広げるセミナー企画「マスターシリーズ」の第一弾として実施された、メーカーズディナー。

「ルイ・ロデレール社」のブランドマネージャー・笹原 亮さんの解説を聞きながら、ルイ・ロデレールシャンパーニュと、「アトリエ」ヘッドシェフ・工藤 賢二氏による特別なお料理とのペアリングを楽しむスペシャルな時間の始まりです。

 

まずは、笹原さんから「ルイ・ロデレール社」の歴史や、栽培・醸造方法などに関するおはなしが。

ワイン、シャンパンにまつわる興味深いお話しが語られていきます

 

その後乾杯をし、1杯目のシャンパンをいただいたところで、1品目となる「蒲江産のヒオウギ貝 コンソメジュレ」が運ばれてきました。

ヒオウギ貝の貝殻に盛り付けられた、華やかな一品

 

今回、工藤氏によって用意された特別コースは、全6品。2品目以降も、「姫島車えび サバイヨンソース」、「佐伯産グリーンアスパラガスと岬ガザミ」といった、大分の旬の食材をふんだんに使ったコンテンポラリーな料理が供されていきます。

「おおいた和牛フィレ肉の炭火焼き 春野菜」は、赤ワインと一緒に。この日は、「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド2012」とのペアリングを堪能

東京や海外でも経験を積んだ、大分県出身の「アトリエ」ヘッドシェフ・工藤氏(右)。シェフが仕立てる様子をカウンター越しに見ることができるのもこの店ならでは

 

感性豊かなお料理との相性を考え、セレクトされたルイ・ロデレールのシャンパーニュも合計6種類。スタンダードな「ブリュット・プルミエ」に始まり、プルミエ・クリュのピノ・ノワールを用いた「ブリュット・ヴィンテージ・ロゼ」、ゴールドに輝くボトルが印象的な、プレステージ・キュヴェ「クリスタル2008」など、錚々たるラインアップでした。

天候不順で収穫量は少なかったものの、素晴らしい成熟度合のブドウが獲れたという、2012年生まれの「ブリュット・ナチュール2012」

 

スペシャリストのお話しを聞きながら1品、1杯…といただくことで、料理もシャンパンもより味わい深く感じられたような。これぞ、メーカーズディナーの醍醐味ですね。
自然とゲスト同士の交流も生まれ、誰もが充実した笑顔で幕を閉じた「マスターシリーズ」第一弾。初めての体験にドキドキが止まりませんでしたが、食べることもお酒を飲むことも好きな私にとって、今回の「マスターシリーズ」は、 “こういった食の楽しみ方もあるんだ”という新たな発見につながった、忘れられない一日となりました。

 

次回の「マスターシリーズ」は、2020年5月26日(火)。「カ・デル・ボスコ社」の創設者であり社長のマウリツィオ・ザネッラ氏とワインジャーナリスト宮嶋 勲氏をお迎えする、一夜限りのメーカーズディナーとなっているそうです。興味のある方は、この機会に参加されてみてはいかがでしょうか?

【メーカーズディナー -カ・デル・ボスコ社- 】
日時:2020年5月26日(火) 中止
料金:1人20,000円(税込)※別途サービス料13%
内容:工藤シェフの織り成す6品の特別コース
カ・デル・ボスコの定番「キュヴェ・プレステージ」や
最上級キュヴェ「アンナマリア・クレメンティ」を含む、グラスワイン5種
備考:予約日の前日よりキャンセル料100%、20歳以上の方に限る
問い合わせ:0977-76-8258

 

また、2020年4月1日(水)から5月3日(日・祝)までの間、「ザ・ラウンジ」にて「イースター・バニー・アフタヌーンティー」も開催決定。自家製チョコレートのイースターエッグやリンゴのヴェリーヌ、地元で作ったジャムを添えた美味しいスコーンなど、ヨーロッパのイースターの伝統を取り入れた美味しいスイーツやセイボリーが満載です。TWGの紅茶と一緒に、おもいっきり楽しんじゃいましょう!

【イースター・バニー・アフタヌーンティー】
日時:2020年4月1日(水)~5月3日(日・祝) 中止
14:00~、14:30~、16:30~、17:00~の4部制/利用時間120分 ※要予約
料金:1人3400円(税込)※別途サービス料13%
備考:ドレスコードはスマートカジュアル、浴衣・スリッパでの利用は不可
問い合わせ:0977-76-8258

 

最後に、マーケティングマネージャーの徳丸 大輔さんに、オススメの日帰りプランについて聞いたところ、とっておきの情報を2つ教えていただきました。その1つが、立ち寄り入浴。

 

大パノラマの絶景が拝める人気の露天風呂と、ヒノキ風呂や寝湯、サウナを完備した内湯が楽しめる大浴場は、平日2500円、土・日曜、祝日3500円で日帰り入浴が可能、なんですが。徳丸さんいわく、「おかげさまで、多くの方に立ち寄り入浴ができることは知っていただいているのですが、“ドリンク無料券付き”というところまでは、意外と知られていなくて」とのこと(小声;た、たしかに…!)。

別府石でできた露天風呂からは、別府の町並みと別府湾が一望できます。大浴場は、男湯・女湯が日ごとに入れ替わるため、宿泊者は初日、2日目と違う温泉が楽しめるのも魅力

 

ソフトドリンクかノンアルコールカクテルが1杯無料になるドリンク券が使えるのは、「ザ・ラウンジ」。1杯1000円前後することを考えると、けっこうお得かも!って、思っちゃいました。もっとゆっくり過ごしたい人は、「マカロン」などのデザートを付けたり、人気の「アフタヌーンティーセット」(要予約)を楽しむのもアリ。

 

ちなみに、大浴場で使える女性用のバスアメニティは「雪肌精」で、クレンジング・化粧水・乳液が揃っているそうです。そのうえ、ふわっふわのバスタオルも完備! 手ぶらで行けるし、アメニティのチョイスも最高だし、ただの立ち寄り湯とはひと味違いますね。さらに、徳丸さん。「ドライヤーの風もすごく強いので、あっという間に髪を乾かせますよ」ともおっしゃっていました。さすが、乙女ゴコロを熟知しているだけあるぅ!(←初対面)。ディナーでご一緒した方たちも、“お風呂、すっごく良いよ~”と、言っていたので、2500円を払う価値は十分にあると思います。

 

そして、2つ目のとっておき情報というのが、日帰り利用もできる「ハーン・ヘリテージ・スパ」のお得なキャンペーン。

タイのナチュラルスパブランド「HARNN(ハーン)」による、「ハーン・ヘリテージ・スパ」。The Void ‐無‐と呼ばれる、天国へと続くかのような、柔らかな光に包まれた廊下を抜けた先にあります

 

東洋医学に基づく、熟練手技のオリジナルトリートメントが受けられるだけでなく、「HARNN」製品なども購入できるこちらのスパでは、2020年4月29日(水・祝)までの“水曜限定”で、対象商品が10%オフ。トリートメントを受けた方は、次回の予約がなんと50%オフになるそうです。

 

こちらで販売している商品、いろいろと見させてもらったのですが、自分用としてはもちろん、ギフトとしてもかなりオススメ! 思ったよりお値段も張らないので、そこからさらに10%オフになるのは魅力です。トリートメントはデトックスするだけでなく、免疫力アップも期待できるそうなので、なにかと健康不安なこの時期、極上のリラクゼーションで心身を整えてみてはいかがでしょうか?

 

このほかにも、魅力的な日帰りプランがありましたが、今日はここまで!

 

今後も引き続き、『ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ』の知られざる魅力を掘り下げていきたいと思いますので、ぜひお楽しみに。

 

ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ

住所:別府市鉄輪499-18
電話:0977-66-1000
営業時間:ランチブッフェ11:30~14:00、立ち寄り湯10:00~17:00、スパ(月~木曜)12:00~21:00(金~日曜)10:00~21:00、宿泊チェックイン15:00 チェックアウト11:00
料金:ランチブッフェ3400円~、大浴場2500円(土・日曜、祝日3500円)※12歳以下は保護者同伴、家族風呂1時間1万円(定員6名)、スパ料金は要確認
定休日:なし
駐車場:140台
HP:https://anaicbeppu.com/

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