宮廷画家ルドゥーテとバラの物語

　18世紀後半から19世紀半ばにかけてフランスで活躍した宮廷画家ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテは、ルイ16世王妃マリー・アントワネットや、ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌに仕えたベルギー出身の植物画家。本展では、植物画の正確さと芸術的豊かさを併せもったルドゥーテ作品の魅力を紹介する。「花のラファエロ」「バラのレンブラント」とたたえられるルドゥーテの、繊細で可憐な作品の数々を楽しんで。